僕だって〜モルフォ〜甘 ページ2
「Aお姉ちゃん!」
名前を呼ばれ、振り替えると、そこにはモルフォがニコニコしながら立っていた。
しゃがんで、モルフォの目線と同じ高さになるようにする。
「どうしたの?モルフォ。」
「あのね!お姉ちゃんに見てもらいたいものがあるんだ!!来て来て!!」
そう言って、ぐいぐいと手を引かれながら、私はモルフォに着いていった。
「着いた!お姉ちゃん早く入って入って!!」
「フフッそんなに焦らなくても大丈夫だよ。」
急かすように後ろから背中を押すモルフォに、思わず笑みが溢れてしまう。
入ると、恐竜の化石や様々な植物、実験器具などがが目に入った。
「えっと……たしかここに…あった!」
モルフォが手渡してくれたのは、小さな筒状のもの。
「?」
「ここを覗くんだよ!」
モルフォに言われた通りに筒の中を覗くと、
緑や青、黄色の星のような模様が散りばめられていた。
「すごい、綺麗……!」
「あのね、僕、いつもAお姉ちゃんに遊んでもらってるから、何かお礼がしたくて………」
照れながら頭をかくモルフォを見ると、何だか暖かい気持ちになった。
「ありがとう!」
「えへへ、どういたしまして!」
しゃがんで頭をなでると、ニコッと満面の笑みを浮かべたモルフォに、思わず心の声が漏れてしまった。
「フフッモルフォ可愛い〜」
それを聞くと、モルフォはムッと頬を膨らませた。
「も〜!お姉ちゃん、僕は男だよ!可愛いなんて言われたって、嬉しくないもん!!」
「フフッごめんね、でも、本当にモルフォ可愛いから……」
そう笑うと、不意に唇に、何か柔らかいものが触れた。
目の前には、目をつむったモルフォの顔。
「!モ、モルフォ?///」
「……僕だって、子供だけど男なんだからね。
今度僕の事可愛いって言ったら、キス以上のことしてあげるよ?」
……いつもとは違う、男の雰囲気を纏ったモルフォにときめいてしまったのは、また別の話。
菜奈さん、リクエストありがとうございました!
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M氏(プロフ) - めちゃめちゃおもしろかったです (2021年5月24日 21時) (レス) id: 278592bb31 (このIDを非表示/違反報告)
脳内JCばか - なかなかないリーグル様の夢が見れるとは・・・更新楽しみにしてます! (2020年10月9日 7時) (レス) id: ed23f405ff (このIDを非表示/違反報告)
ノアネコ(プロフ) - リーグルさん大好き!!めちゃくちゃイケメン!! (2020年4月9日 0時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
ノワブラ−α(プロフ) - 蓮花46猫さん» 46猫さーん大丈夫ですかー!?みなさんが楽しみにしてらっしゃるようなので、できればはやめにかえってきてあげてください (2019年5月6日 0時) (レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁる - 続きってありますか?みたいです〜 (2019年4月29日 6時) (レス) id: 1c94817be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮花46猫 | 作成日時:2018年12月30日 0時