検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:45,473 hit

僕だって〜モルフォ〜甘 ページ2

「Aお姉ちゃん!」

名前を呼ばれ、振り替えると、そこにはモルフォがニコニコしながら立っていた。

しゃがんで、モルフォの目線と同じ高さになるようにする。

「どうしたの?モルフォ。」
「あのね!お姉ちゃんに見てもらいたいものがあるんだ!!来て来て!!」

そう言って、ぐいぐいと手を引かれながら、私はモルフォに着いていった。

「着いた!お姉ちゃん早く入って入って!!」
「フフッそんなに焦らなくても大丈夫だよ。」

急かすように後ろから背中を押すモルフォに、思わず笑みが溢れてしまう。

入ると、恐竜の化石や様々な植物、実験器具などがが目に入った。

「えっと……たしかここに…あった!」

モルフォが手渡してくれたのは、小さな筒状のもの。

「?」
「ここを覗くんだよ!」

モルフォに言われた通りに筒の中を覗くと、
緑や青、黄色の星のような模様が散りばめられていた。

「すごい、綺麗……!」
「あのね、僕、いつもAお姉ちゃんに遊んでもらってるから、何かお礼がしたくて………」

照れながら頭をかくモルフォを見ると、何だか暖かい気持ちになった。

「ありがとう!」
「えへへ、どういたしまして!」

しゃがんで頭をなでると、ニコッと満面の笑みを浮かべたモルフォに、思わず心の声が漏れてしまった。

「フフッモルフォ可愛い〜」

それを聞くと、モルフォはムッと頬を膨らませた。

「も〜!お姉ちゃん、僕は男だよ!可愛いなんて言われたって、嬉しくないもん!!」
「フフッごめんね、でも、本当にモルフォ可愛いから……」

そう笑うと、不意に唇に、何か柔らかいものが触れた。
目の前には、目をつむったモルフォの顔。

「!モ、モルフォ?///」

「……僕だって、子供だけど男なんだからね。

今度僕の事可愛いって言ったら、キス以上のことしてあげるよ?」

……いつもとは違う、男の雰囲気を纏ったモルフォにときめいてしまったのは、また別の話。


菜奈さん、リクエストありがとうございました!
こんな感じで良かったですか?

甘えん坊〜ジン〜激甘→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
95人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

M氏(プロフ) - めちゃめちゃおもしろかったです (2021年5月24日 21時) (レス) id: 278592bb31 (このIDを非表示/違反報告)
脳内JCばか - なかなかないリーグル様の夢が見れるとは・・・更新楽しみにしてます! (2020年10月9日 7時) (レス) id: ed23f405ff (このIDを非表示/違反報告)
ノアネコ(プロフ) - リーグルさん大好き!!めちゃくちゃイケメン!! (2020年4月9日 0時) (レス) id: 52451fab77 (このIDを非表示/違反報告)
ノワブラ−α(プロフ) - 蓮花46猫さん» 46猫さーん大丈夫ですかー!?みなさんが楽しみにしてらっしゃるようなので、できればはやめにかえってきてあげてください (2019年5月6日 0時) (レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁる - 続きってありますか?みたいです〜 (2019年4月29日 6時) (レス) id: 1c94817be9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蓮花46猫 | 作成日時:2018年12月30日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。