七十八の巻 ページ34
「・・・それで、忠告のつもりですか」
さっき受けた忠告。
それは・・
『あのグループに入るつもりなら、お勧めはせんぞ』
「ああ、忠告のつもりだ。情報ならワシが集める。
若いお前が、しかもお前は神を持っておる。わざわざ出向く必要など無い筈じゃ」
「無い。」←
「おい((」
「でも、里からの要請はちゃんと聞かなきゃ怒られるんでねｗ」
「里からの要請・・？」
「あー、旅に出るならそれなりのことして来いってヤツですよ」
「・・・気をつけろよ、生半可な覚悟じゃ死ぬぞ」
「脅しのつもりですかｗ」
「どれだけ危険か、「分かってますよ」」
「わかってるから、ここに来たんですよ」
もし、俺がこの人達にあって言わなかったら
俺は誰にも言わずに暁に入り、里に追放され、抜け人としての日々を送ることになっていた。
話の趣旨とかいろいろずれていたがそこはまぁいいとしよう((
「じゃあ、A姉ちゃんはそのなんちゃらって言うとこにははいんねーんだな！」
「・・んー、そうなるかな」
「じゃあさ！じゃあさ！俺の修行、付き合ってくれってばよ！！」
「駄目じゃ」
「っ・・何でだよ〜！！」
・・・そうだよな。
自来也さんは分かってるだろうけど、多分ナルトは誰かと一緒に修行がしたいんだろうな
ようは寂しいんだろう、それか、唯単に構って欲しいだけか。
９割方前者だと俺は思うけどな
ったく、世話の焼ける甥っ子だｗ
「ナルト、俺に一対一で勝ったら少しだけ付き合ってやる」
「あ、コラA！！お前も分かっておるはずじゃ！！」
「いいじゃないですか、たまにはｗ」
「よっしゃ！！絶対勝つってばよ！！」
「俺が負けるわけ無いだろｗ」
「・・・はあ、じゃ、ワシは情報収集にでも行って来るかの」
そうでもしてやらないと、兄さんたちへの示しがつかないじゃないですかｗ
・・・たった一人の肉親なんだから。
それに、きっとこの子にはどんな困難でも乗り越えていかなきゃいけないから。
少しだけでも、甘えさせて上げなきゃね
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作者名：雪林檎 | 作成日時：2015年12月5日 18時
