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七十五の巻 ページ31

「嫌だなー、そんなに怒らなくてもいいじゃんwカルシウムが足りてないのかな?」



「・・・イタチさん、削っていいですか?」



「あ、ガイはカカシとか連れて行け。そしてここは俺に任せろ」←



「おい!A!!」



「アスマはちゃんと紅を守ってあげてねーw?」←



「お前後で殺す」←



「あっははそれは嫌だなー、・・・そんでまー、そんな殺気出さないでよ。暁のお二人さん」



「なんで、貴方まで来るんですか。Aさん」



「んー・・・可愛い可愛い弟子の顔を見にきたら駄目だったかな?」



「鬼鮫、先に行け」



「おっと、それは俺がさせないかなぁ?」



「帰るだけですよ、それに。俺は貴方と話がしたい」



「へぇ・・・ま、いいや。手ェ出してみろ、ただじゃ済まさないから」



ドスの利いた声で鬼鮫君に話しかけると、よくわかんない笑みを浮かべて消えてった((
え、何それ俺めっちゃ悪いことしたみたいじゃん!?((



「改めて、お久しぶりです。Aさん」



「この場所でいいの?wてか、ちょっとまって」



すばやく印を結んで小さな結界を俺たちの周りに作る。
そうすることで、外からは見えても何を話ているかは分からない



「よし完了・・・元気そうで良かったよ」



「Aさんも、変わってませんね」



「イタチは変わったって言うより、大人になったね」



「そう、ですかね」



「うん、あどけなさが消えたし、雰囲気も違う」



「・・・サスケは元気にやっていますか」



「うん、元気。新しい技とかいっぱい覚えたみたいだし、成長はしてるよ」



「良かった」



「最後はサスケに殺されるっていうシナリオみたいだけどさ・・・お前、その前に死ぬよ」



「・・・」



「さして驚かないところを見ると、分かってたな?自分が長くないこと」



「・・ええ。まさか、病で死ぬなんて思ってなかったですけど」



「お前は本当に自己犠牲が好きだな。さてはドMか?」←



「・・・・・・・・。」←



「そろそろガイたちが戻ってくる・・・ほら、受け取れ」



「?」



「可愛い弟子にプレゼント。弟子が先に逝くなんて俺が嫌だからね」



「・・・Aさん、暁に来ませんか?」



「どうした急にww・・・俺がそっちに付くと思う?」



「・・・力ずくにでも連れて行きますよ」



「強引だなw」



「なんて、噓です。でも、次あった時覚えといてくださいね」


それだけを言い残し、イタチは消えていった

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作者名:雪林檎 | 作成日時:2015年12月5日 18時

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