片想い～キーくんとは友達～4 (ページ9)

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突然の告白ページ9

文化祭まであと1週間となり文化祭委員として仕事が忙しくなり
部活には顔を出す程度になっていた

キーくんが部活に行っているのかどうかもわからなかった
あの日から挨拶以外は言葉を交わすことがなかった

そうあの日
サナ先輩はキーくんに何を言ったのだろう

知りたいけど知りたくない
知ったところで私はどうするんだろう
そんな思いを抱えて毎日を過ごしていた

キーくんとの距離も感じていた

‥私のこと避けてるのかな

ジェジン「Aさん‥Aさん‥」

「あ、はい」

ジェジン「どうしたの？大丈夫？」

「ごめんなさいっ‥えっと‥」

ジェジン「もう今日は終わり。帰ろう」

「あ、うん」

最近はジェジンくんとよく一緒に帰るようになった

ジェジン「Aさん、元気ないね」

校門を出たところでハッとした

元気ない‥か

「あ、え、そう？ちょっと寝不足なの^^;」

ジェジン「‥‥」

「心配してくれてありがとう」

ジェジン「僕だったらAさんを悲しませたりしないのに‥」

「？？」

ジェジン「つらそうなAさんを見てられないよ‥」

「ジェジンくん‥？」

ジェジン「Aさんが悩んでいる時に言うのは卑怯だと思うけど‥‥」

「え？」

ジェジン「僕はAさんの笑顔が好きです」
「ずっと前から好きでした」
「僕はAさんの笑顔を取り戻したい」

「‥‥」

ジェジン「僕と付き合ってください」