片想い～キーくんとは友達～4 (ページ6)

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キーside ページ6

数日しか経っていないのにお祭りの日のことは遠い昔のように感じていた

サナ「あのね‥お祭りの日はありがとう」

『いえ‥大丈夫でしたか？』

サナ「うん。もうよくなったよ^ ^」

軽い捻挫だったようだ

『よかったです』

静かな部室に2人きりだ

サナ『これよかったら使ってほしくて‥‥お礼です』

『え‥』

先輩は青いリボンのかかった包みを差し出した

『え‥いえ僕は何もしてないですよ』

本当にたいしたことはしていないからお礼だなんて‥‥

『‥‥』

サナ「ほんの気持ちなので‥」

『気をつかわせてしまって‥すみません』

『ありがとうございます』

押し問答になってしまうと思ったから
僕はそっと受け取った

そして先輩がゆっくりと話し始めた

サナ「あのね‥‥話があって」

サナ「文化祭なんだけど‥私と一緒にお店とかまわってくれませんか？」

『？！』

サナ「キーくんのことをもっと知りたいです///」

えっ‥