片想い～キーくんとは友達～4 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:5,227 hit

キーside ページ2

朝から騒がしい我がクラス

みんな元気だな

クラス男子A「キーおはよう！」

『おはよう』

元気だったか？との問いに
まあまあかなとだけ答えた

A「なんだよそれww」

軽くスルーして目指したのは‥‥

『Aちゃんおはよう』

「キーくん‥‥」

「おはよう‥‥」

ん？

Aちゃんには笑顔がなかった

先生「じゃあ今日はこれで終わり！さようなら」

あっという間に放課後になった

Aちゃんのほうを見ると席を立つところだった

目が合うことはなかった

僕も追いかけるように席を立つ

あれっ？

廊下に出たけどAちゃんの姿はなかった

走っていっちゃったのかな？

僕は急いだ

ふうっ
深呼吸してからドアに手をかけた

ガラッ

！！

サナ「キーくん」

『えっ？』

僕は言葉に詰まった

待っていたのはAちゃんではなかった

『えっと待ち合わせしてて‥‥』

サナ「あ、私がAちゃんにお願いしたの」

『ええ？！』

なんで？という言葉だけが頭の中を駆け巡る

サナ「キーくん‥‥あのね」