恋バナ・・・3 (ページ47)

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マジだから！！　　SJ　ウニョク11 ページ47

- You side -

あまりにも突然の事でどうしたらいいのか考えていたら、、、

コンコン

ドアをノックする音。

A『はい…』

と返事をしたもののまたもや頭の中が真っ白に…

なんにも考えつかない。

どうしたらいいの？

でもドアを開け入ってきたのは…一番会いたかった人、、、ヒョク。

私の顔を見るなり

EH『A・・・やっと会えた。』

その声があまりにも優しくて、思わず涙が…

すると小走りで私に駆け寄ったヒョクが、、、

EH『A、ごめん…俺、Aに甘えてた。
一番大切な人なのに、不安にさせて泣かせてしまって…』

一番大切な人？

A『ヒョク、ヒョクにとって私が？私が一番大切な人？』

EH『こんなタイミングでいうことじゃないのかもしれない。
Aが新しい一歩を踏み出そうとしているこのお見合いの席でいうことじゃないのかも…

でも俺の気持ち、Aにはちゃんと伝えたかったんだ。

うやむやで終わらせたくなかった。』

力強いヒョクの言葉に顔を上げ、視線を合わせる。

すると

EH『居心地の良さに甘えてた。
Aがいつも俺のことを一番に考えてくれてたのに、俺はそんな日常が当たり前だってそう思うようになってた。

沢山沢山、我慢させている事も気づかずに…ホントごめん。

でも、この何日間、Aと連絡も取れずにドンへからお見合いって聞かされた時、今までにないくらいにマジで動揺して、Aの大切さを改めて感じだんだ。』

A『ヒョク…』

ヒョクの真剣な眼差しに感動でまた涙が溢れてきた。

EH『もう遅い？俺、Aの事…マジなんだ。

誰にも渡したくない。

これからの人生を一緒に歩いて行くのはAだって、マジで思ってる。

これ、マジだから！』

- EH side -

プロポーズはもっとスマートにする予定だったのに…

Aの顔みたら、そんな思いがどっか飛んじゃって、さっきから「マジ」の連発。

なんかカッコ悪いっ…

でもこれが俺の今の気持ちなんだ。

A、ちゃんと届いてる？

A『マジ…』

EH『へっ？』

A『ヒョク、これ…衣装？(笑)』

さっきまで俺の言葉を涙ながらに聞いてたAが、俺の上着の端をちょっとつまんで、そう聞いてきた。

EH『う、うん…急いでたから。』

すると

A『じゃっ、この服、買取して。私の涙で汚しちゃうから。』

そう言った瞬間に俺の胸の中に…

A『ヒョク、、、マジで嬉しい。』