恋バナ・・・3 (ページ42)

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マジだから！！　　SJ　ウニョク６ページ42

- DH side -

真顔で話してる俺の目の前でだんだん青ざめていくヒョクの顔・・・

俺は前から気づいてたんだけど、、、ヒョクがAの事は未来を見据えたマジ恋愛だってね。

でもAには俺から言う事じゃないし、ヒョクがAがいる当たり前の日常に油断しきってる感も否めないから、ここはしっかりと向き合った方がいいんだよ。

DH『お前は、それでいいの？』

次第に暗くなっていくヒョクにそう声をかけると、

EH『いい？いいわけ、いいわけない。俺、マジだから！Aのことちゃんと考えてるんだから…』

そういうと楽屋を出て行ったヒョク。

DH『お、おい！どこ行くんだよ！』

EH『Aの家に決まってるだろ！！』

- You side -

ヒョクと離れて一度冷静に考えた方がいいってそう思って携帯を変えてはみたものの、やっぱりヒョクからの連絡一つも来ない携帯なんて・・・持ってても意味ない気がする。

携帯変えたって、今更連絡するのもおかしいし、もう少し時間が経てば自然にこの気持ちが薄れていくのかな？

でもこのところの私、気が付けばヒョクの事ばかり考えてる。

やっぱり、私、どうしようもなく・・・ヒョクが好きみたいだなっ。

ドンヘに相談したものの、彼も忙しい訳で…このまま、何もなかったことになっちゃうのかなぁ～？(T_T)

その時、着信を知らせるバイブ…

A『もしもし』

DH『俺、ドンヘ。』

もしかしてなんて思ったけど、番号もメアドも教えてないヒョクからかかってくる訳もなく…

A『あ～、ドンヘねっ…』露骨に残念な声を出した私。

そんな私に

DH『わぁ～、露骨(ーー;) わかるけど、ヒョクは携帯番号知らないからかかってくるわけないじゃん。』

ごもっともです(-_-;)

DH『まっ、仕方ない。それだけ好きなんだもんね？ヒョクの事。』

いつもだったら、

A『そんな事ない！』って抵抗するんだけど、今はそんな元気さえ出てこない。

するとドンヘが突拍子もないことを言い出した。

DH『今から、俺がいう通りにしてくれる。今日の夜7時、ロッテホテルの最上階のレストランを個室予約してる。そこにちょっとかしこまった格好で行ってくれる？』

A『えっ？どういう事？』

DH『いいから！Aが今抱えている悩みをゼロにしてあげるから・・・いいね？』

何が何だかわからないけど、今はドンヘのその言葉にすがりたい気持ちでいっぱい私は

A『わかった…』と呟いた。