恋バナ・・・3 (ページ39)

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マジだから！！　　SJ　ウニョク３ページ39

- EH side -

EH『ははぁ～ん…俺に隠していたのは、このことか？さては、お目当ての子がいるんだよなっ、ドンへ…』

痛みも治まったところでそう尋ねると、

DH『い、いないよ。お目当てなんて…』

ムキになるドンへ。

でもじっ～っと目を見つめると忙しく動く視線。

これはもう一押しの証拠。わかりやすい奴ww

EH『そう、お目当てがいないなら好都合。俺が誰にモーションかけてもOKって事だもんな。』

すると案外あっさり白状したドンへ。

DH『Aちゃんって子がいて・・・ヒョク、絶対好きにならないでよ。』って…

でもこうやって隠すところを見たら、そのAちゃんって子、俺たちのドストライクゾーンの子だということは容易に想像がつく。

EH『そんなのわかんないよ。それにAちゃんって子が俺を好きになるかもしれないじゃんww』

- DH side -

それは絶対ないと・・・言いたいけど、、、このところヒョクとかぶるといいことなくて(ｰｰ;)

ビジュアル的には俺の方が絶対かっこいい！と思うんだけど…

でもAちゃんはそう簡単にヒョクにはなびかないと思う。

今時の女の子のようにキャピキャピしたところがなく、とても控えめな女の子。だからこそ芸能人というだけでどこか俺達に初めから壁を作ってる気がして…

もし、俺が付き合おうと言っても絶対安易にＯＫはしてくれない感じのガードの固い女の子だから。

でもそんなAちゃんだからこそ、その壁を打ち破れた暁にはかなりいい関係を築けるってそう思える。

だから魔の手、いやヒョクの手から守らなけば！

- You side -

今日は早番の日。

A『先生お疲れ様です。お先に失礼します』

挨拶を済ませ医院を一歩出たところで

EH『あの～、クリーンデンタル歯科ってここですか？』

見た目ちょっとチャラそうな男性から声をかけられた。

A『はい。ここですよ。まだ診察してるので、どうぞ。』

いちよう仕事用スマイルでそう言いながらドアを開ける。

EH『ありがとうございます。』

派手目の服装にしては意外と礼儀正しい人。

私のヒョクに対する第一印象だった。

でもそのまま帰ろうとした時、

EH『あの～、あなた…Aさんですか？』

私の名前をどうして知ってるの？

A『そうですけど…』

EH『やっぱりそうか。』

A『あの～、どこかでお会いしましたか？』

EH『いや、初対面です。でも聞いてた通りの人だったから(*^^*)』

って、どういうこと？