本当の私を愛してくれますか？第１章 (ページ35)

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妹ですから!!　YN・CM・(人2)side ページ35

俺とトゥギヒョンの会話にその場の雰囲気を和やかにする。そしてその場の雰囲気もリエを祝福するムードに…
ST『大型新人だねっ…東方神起を従えるなんてさっ(笑)』
PD『そうだなっ。リエ、頑張れよ！』
でも肝心のリエは大きな花束を抱えているのでその表情がうかがえない。
JJ『リエ？』
ジェジュンが声をかけると小さな泣き声が聞こえ始めた。
JS『リエ、、、もしかして泣いてるの？』
YC『リエ…』ユチョンが近づいて顔を覗きこむ。
YC『え～っ、なんで～？どうしたの？リエ』
するとリエが一言。

リエ『ありがとうございます。私、ほんとにデビューできるんですねっ。夢みたいで嬉しくて…』そういうと顔を上げ、さっきまでの泣き顔が嘘のような笑顔。

不覚にもその笑顔にマジでやられた気がしたこの僕。
返す言葉もなくただリエを見つめていると・・・僕の袖を引っ張る人。
ｿﾝﾐﾝ『あれあれ？チャンミン、ちょっと耳が赤いけどどうかした？』誰にも聞こえない感じの小声で…

そういえばキュヒョナが言ってたような

ｷｭﾋｮﾝ『ソンミナヒョンはよく人の観察をしてるから、たまにズバッと言い当てられて焦る時があるんだよねっ』って…

CM『べ、べ、別にどうもしないですよ。』
ｿﾝﾐﾝ『そう？ならいいけど…でもリエの笑顔は最高だねっ。』
CM『そうですか？』
ｿﾝﾐﾝ『ドラマであんなに子憎たらしい役を演じたのに、最後のあの笑顔にみんなやられるんだよ。うちのメンバーでもシン・リエのペンだって公言してる人が・・・ほらっ、あそこに・・・』
ソンミナヒョンの視線の先にはトゥギヒョンが…
CM『トゥギヒョンがリエペン？』
ｿﾝﾐﾝ『うん、もちろん俺もそうだけど、みんなもそうなんじゃない？ほらっ、あそこ見てよ。』僕とヒョンの視線の先にはリエを囲むヒョン達の姿が…でも僕はなんだかそこから一歩も動けなくなっていた。

ドラマの打ち上げも終わり、私は優しいナイトに囲まれて内輪だけの二次会に…お店に着いた途端に私の携帯が、
リエ『すみません、すぐに戻ってきます。』
電話はマネージャーであるｿﾝｼﾞﾝさんからで、明日からのスケジュールの確認だった。なんだか忙しくなりそうだなって思いながらみんながいる部屋へ…
すると中からチャミオッパの声が

CM『ヒョン達と一緒にしないでください。僕にはありませんよ、そんな感情…どこまでいってもリエはリエ、僕にとっては妹です！』

って…私にとっては衝撃的な言葉が聞こえてきた。