本当の私を愛してくれますか？第１章 (ページ29)

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意地悪なチャンミン。　（人2）side ページ29

事務所の人より先に東方神起のメンバー直々に聞かされた私のデビュー計画。
この衝撃的事実にかなりの時間、石になっていたようで…ユノオッパから何度も声をかけられ

YN『大丈夫？リエ…』
リエ『はっ！あっ、あまりにも突然でびっくりしちゃってごめんなさい!!』正気に戻った私。
とりあえず落ち着かなきゃ!! 大きく深呼吸を一つ…そして目を閉じて頭の中を整理してみた。

この私が、ソロデビュー？それも「東方神起の妹」というキャッチフレーズで…
もう一度、マネージャーさんに確認する。

リエ『私なんかでいいんですか？』
するとジェジュンオッパとユチョンオッパがもう一度、両脇からがっつりHUG。

JJ・YC『リエじゃなきゃ、ダメなんだってばぁ～』

あの日から、はや7年…15歳でデビューした私も22歳になっていた。
JJ『リエ、これから時間あいてる？』
リエ『うん、あいてるけど…どうして？』
YC『俺達、今から新しいホテルのイベントに参加するんだ。リエがサプライズゲストで行くと盛り上がるなぁ～って思ってさっ…』
リエ『え～、プライベートのお誘いかと思ったら、お仕事かっ？どうしようかなぁ～』

CM『ヒョン、別に僕達だけでもかなりの話題性はあるから無理してリエを誘う事ないんじゃないかなっ。本人乗る気じゃないみたいだし…』

またチャミオッパの攻撃(ーー;) 私のこの態度がポーズだと知っててわざと意地悪な返し。

YN『明日の仕事もあるし…リエ、ジェジュンの思いつきなんで無理しなくていいよ。』
でもユノオッパの言葉は、私の事を考えてくれているだけに、今更行きたいって言えなくなっちゃった。

するとそこへｿﾝｼﾞﾝさんととオッパ達のマネージャーさんがやってきて、
ｿﾝｼﾞﾝ『リエ、明日のグラビア撮影なんだけど、カメラマンさんの都合で急遽キャンセルになったから！だから、みんなと一緒にホテルのイベントに参加してきたらどう？このところイベント関係でみんなと一緒に仕事してないだろうっ？』
ﾏﾈ『今、ｿﾝｼﾞﾝさんと話していて、それもありかなって？どう？リエちゃん…』
リエ『私は、どちらでも…』
するとジュンスオッパが私の横に来て満面の笑みで、
JS『ほらっ、マネージャーさんのお許しも出たことだし…リエは僕達と一緒にホテルに行くよ!!』
リエ『えっ、う、うん…』そう言いながらチャミオッパをちらっと見ると口角を上げたあの定番スマイルで一言。
CM『行きたいなら、最初から素直に言えばいいのに…』