本当の私を愛してくれますか？第１章 (ページ21)

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俺達の天使…　（人２）side ページ21

ジンリの言葉に何も言えなくなってしまった。
確かにソヒョンは背が高くてスタイルもいい。それに引き替え私は・・・158ｃｍしかなくて、スタイルだって凹凸のはっきりしない体型。どう見ても華があるとは言えない容姿(-_-;)

期待していたわけじゃなかったけど、どこかで声をかけられるかもって期待してたのかも…

ｼﾞﾝﾘ『どうしたの？オンニ…なんか考え込んじゃってる？』
声をかけられて我に返る。
リエ『あっ、ごめん…でもソヒョンが選ばれたんだったら納得だもん。友達として素直におめでとうって言いたいよ、私…』

着替えて外へ一歩出ると、なんだかザワザワと賑やかな感じ。
リエ『なんかあったのかなっ？』するとその騒々しい種が前から颯爽とやってきた。

一番前を笑顔で歩くのは、ジェジュンオッパ
その後ろからちょっとじゃれあいながらユチョオッパとジュンスオッパ。少し遅れてユノオッパがヘッドフォンで音楽を聴きながら、そして最後は少し小難しい顔をしたチャミオッパ。

そう！あの東方神起が日本から戻ってきていたのだ。
リエ『それでこんなに事務所自体が騒々しくなっているのねっ…』

後輩たちは羨望の眼差しでオッパ達を見つめてる。
そう、私達研修生にとっては東方神起は憧れの頂点のような存在。

ｼﾞﾝﾘ『オンニ、オンニはチャミオッパと同じ時期に研修生になったんだよねっ？だったらお話ししたりするの？』そういわれよくよく考えてみた。

リエ『確かにあったら挨拶ぐらいはするけど…そこまで仲良しじゃないから。』

ｼﾞﾝﾘ『へぇ～、そうなんだ。でもオッパ達、すごいよね…日本でも大活躍だって。ライブチケットもあっという間に売切れちゃって、日本人歌手の憧れのステージ『武道館』でのセカンドライブも大成功だったって…』日本へ進出するって聞いた時は大丈夫かなっ？って思ったけど、やっぱりオッパ達は本物だったみたいだねっ…

声もかけずに後ろからぼんやりとオッパ達の姿を眺めていたら、ジェジュンオッパと視線がぶつかった。

JJ『あっ、あの子だっ！』そしてジェジュンオッパがまっすぐと私のもとへ、、、
JJ『君、シン・リエちゃんだよねっ？』そう言いながら私の手を握るジェジュンオッパ。
確かに2.3度、ボーカルレッスンを一緒に受けたことがあったけど…
私の事を覚えているなんて…どういう事？

でも次の言葉にもう一度びっくりする私。

JJ『ユチョナ～！やっと、見つけたよ。俺達の天使を・・・』