本当の私を愛してくれますか？第１章 (ページ3)

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ひとつ屋根の下？　（名前）side ページ3

ﾐｼﾞｮﾝ『ここが私が住んでるマンションよ。あっ、今日からはAでの家でもあるんだけど…』笑顔でそういうと私の手を引きながらタクシーを降りるﾐｼﾞｮﾝ。

そこにはあまりにも立派すぎるマンションが聳え立っていた。

A『ﾐｼﾞｮﾝ…ここに住んでるの？』
ﾐｼﾞｮﾝ『うん、結構素敵なマンションでしょ？(*^^)』呑気にﾐｼﾞｮﾝは笑っているけど、一体ここの家賃はいくらするのかなっ…

A『ﾐｼﾞｮﾝ、ちょっと聞くけど、ここのお家賃はいくらなのかな？』
ﾐｼﾞｮﾝ『あっ、家賃？払ってないからわかんない。ここねっ、事務所が借りてくれている寮みたいなものなの。』
A『寮？じゃぁ～、私がここに住んじゃうなんてダメなんじゃない？』
ﾐｼﾞｮﾝ『平気、平気！ちゃんとマネージャーに許可は取ってるから！』
A『えっ？なんて言って許してもらったの？』

するとちょっといたずらっぽく笑ったﾐｼﾞｮﾝが、

ﾐｼﾞｮﾝ『Aと一緒に暮らせないんだったら、すぐにでも彼氏を作って一緒に暮らしちゃうから！って…そしたら即効で許してもらっちゃった(^^♪』って

それって完全に脅し？そんなことをいうﾐｼﾞｮﾝもﾐｼﾞｮﾝだけど、許すマネージャーさんもかなり甘い(；一_一)

でも、そのおかげで私は野宿することもなくあったかいお部屋を確保できた。

マネージャーさんの緩さに感謝しなきゃだなっ(^_^;)

でも次のﾐｼﾞｮﾝの言葉に私の足がピタリと止まった。

ﾐｼﾞｮﾝ『実はこのマンションの最上階は・・・トンとスジュの宿舎になってるの。』

え～っ!!! 今、今、なななぁ～んとおっしゃいました？

A『ウソ!!!』
ﾐｼﾞｮﾝ『ほんと！(*^^)v すごいでしょ？』

何か凄過ぎて、足の震えが止まんなくなっちゃってます。

A『ﾐｼﾞｮﾝ、私、ここに住むのは無理だよ。』
ﾐｼﾞｮﾝ『えっ？どうして～？Aは私と一緒で熱烈なトンペンじゃない！ここはそのトンペンが寝起きしている部屋があるんだよ。それなのにどうしてよぉ～？』

A『無理だよ。いつこの場所ですれ違うかと思ったら気が休まらないよ。きっと一週間で神経、、、参っちゃう(ーー;)』

その言葉がどうも腑に落ちない様子のﾐｼﾞｮﾝ。

ﾐｼﾞｮﾝ『えっ？でももしかしたらお近づきになれるかもしれないんだよ！もしかしたら恋人にだってなれるかも(*^^)』って、、、なんてありえない事を言っているﾐｼﾞｮﾝ。

確かに私があなたのような容姿であればそう思えるのかもしれないけど…そうじゃないから遠くから見ているだけでいいんです(ーー゛)