せんせーだいすきです…。【東京卍リベンジャーズ】

episode9 ☆ ページ10

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「あー…。オレ邪魔した？」




「い、いや、もう用事済んだから…戻るわ、、。」






私と同じくらい赤くなった顔を隠すようにして、そそくさと保健室を出て行ったさのせんせー。




「…ふーん。、、もしかして、ちょっとは進展した？」


顔真っ赤。と痛いところを突かれてしまった。




『、…さ、さのせんせーのせいです…、、。』








その後、帰ってきた二人には何も聞かれなかったけど、




「事後報告だけはよろしくね。」と言われてしまった。








そして私は、午後の授業も午前同様、ワカくんに相談する時間となった。










「……で？、、真ちゃんになんて言われたの？」




『き、聞き間違いかもしれないですけど…、、か、かわいいって聞こえました…、、。』




へー。あの真ちゃんがねぇー。と少し馬鹿にしているワカくん。






「まぁ、そんな事言ったら、Aも男慣れしてそうなのになぁ。」



『ワカくんは私にどんな印象持ってるの？』



「え？、、ヤリマ…『そんなにはっきり言わなくて良いです！』




別に私、誰でも良いわけじゃないし。


経験も、元カレと一回だけだし。








「まぁ、脈はあるって事で良いんじゃねぇの？」



『ううっー…。放課後どんな顔して会えば良いんだろ。』





何処か気まずい雰囲気が流れてるし、本音を言うと恥ずかしい。





「Aは顔だけは良いんだから、自信持てよ。」




顔だけってなんだよ。流石に顔だけでは無いもん……。








『ワカくんはやっぱりお口が悪いですね。』


「は？黙れ。」





ほらやっぱりー。

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