episode8 ★ ページ9
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午前の授業が終わり、オレが職員室でパソコンと睨めっこしていると、
「あ、佐野先生。Aさん、保健室行ったらしいですけど、大丈夫ですか?」
「え?保健室…、、ですか?」
そういえば、一限の時もちょっとぼーっとしてた気もする。
オレは今やってた仕事を放棄して、保健室へと向かった。
廊下を全力ダッシュして、保健室の扉を開けた先には、三人で仲良く昼飯を食べている姿があった。
『さ、さのせんせー……?』
「は…?おま、え、、熱は、、?」
オレはAのおでこに手を当てて、体温を確かめる。
その間、他の二人は保健室からそそくさと出て行ってしまった。
『え…。いや、、だいじょうぶ、です…。』
「で、でも、顔赤いぞ?、、ホントに熱あるんじゃねぇか?」
ち、ちがっ…。と更に顔を赤くするA。
『、、せ、せんせ…、、ちかい…です…。』
確かに、オレの手はAのおでこ。そして、顔は至近距離にあった。
「あ、ご、ごめん…。」
Aの顔は真っ赤に染まっていた。
オレは、Aが男慣れしてない姿が意外だった。
「…か、かわ、、い、……」
『……、、え、?』
目の前には、目をまんまるにしたA。
え…。もしかして、、聞こえてた…、、?
オレ達は、ワカが帰ってくるまでずっと、顔が赤く染まっていた。
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I’m海月(プロフ) - ひと段落お疲れ様です!!真一郎くんの会話が尊くていつもニヤニヤしながら読ませて頂きました!!!続編が出たら即読みに飛びます! 改めまして完結?お疲れ様です! (2022年1月11日 23時) (レス) @page27 id: 248713b743 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ - 真一郎くんの夢小説全然なくて、見つけて読んだらもうこの作品好き!!!ってなっちゃいました(笑)長く続くと嬉しいです☻ (2022年1月10日 21時) (レス) @page24 id: a0b25f4947 (このIDを非表示/違反報告)
I’m海月(プロフ) - 真一郎くん推しだから嬉しい!!あんまし真一郎くんの夢小説無かったからむちゃくちゃ好きです!!更新頑張って下さい!!!体調に気を付けて無理しないでください!! (2022年1月9日 23時) (レス) @page23 id: 248713b743 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 学園パロ!!!真一郎さん解釈一致すぎる!ワカさんはまじで美女。全米が認める美女。 (2022年1月5日 1時) (レス) @page11 id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹色花丸 | 作成日時:2021年12月30日 22時