オレの彼女、キス魔でした。【佐野真一郎】

Episode 26 ページ27

真一郎side








「なあ、A。なんでオレこんなとこ連れてこられてんの？」



『服選び付き合ってくれるって言ったの、シンイチローじゃん。』




オレはAに連れられて、ショッピングモールに来たものの、入ったのは女性の下着売り場。



下着なら最初からそう言えよ…。




『やっぱりレースが可愛いよねー』というAが一番可愛いし、正直なところAが着ればなんでもえっちに見えるからなぁ。





「じゃあ、Aの紐パン見てぇ。」




この前、Aが酔った時に履いてた紐パンが一番そそった。




『…変態。、、しんいちろーのばーか。』










しばらくして、Aが二着下着を持ってきた。




一つは黒のレースの下着。もう一つはワインレッドの攻めたデザインの下着。




『シンイチローはどっちが好き？』





「んー。強いて言うならこっちだな。」






ワインレッドの方を選んでやると、『じゃあコレにする！』と嬉しそうにしていた。














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『帰ったら早速着けてみよっと！』




「新品なのに汚れちゃうけど良いの？」




『何で汚れる事前提なの！？』




「そりゃあ、オレが我慢できないからな。」

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