誕生日 ページ28
「……A〜!」
『……ん。』
朝から誰かの呼び声で目が覚める。
「A〜。寝坊だよー?」
寝坊。その一言でパッと目が覚める。
目の前に居たのは寝坊助の万次郎。
『な、何時?』
スマホには09:30と書かれていた。
しかし、今日は休日なので、寝坊しても多少問題は無いのだけれど、みんなの朝食を作らないといけないと思い、急いでリビングへ降りた。
.
「ん、はよ。A。」
『…お、おはよ。竜胆。』
何故かキッチンに立っている竜胆。
「もう少しで出来るから、座っててくれ。」
カクちゃんまで。
食卓には美味しそうな朝ご飯が並んでいた。
『…二人ともありがとう。』
そして二人の朝ご飯を美味しく頂いて、洗濯やら掃除に取り掛かろうとすると、既に洗濯機は回っていて、掃除をする必要も無いくらい綺麗だった。
きっと私が起きる前にみんながやってくれたんだと思う。
『みんなありがとう。』
私がお礼を言うと、みんな顔を赤くしてそっぽを向いてしまう。
.
その後も私は至れり尽くせりな生活を送っていた。
例えば、昼ご飯の支度をしようとすると、オレ達がやる。と言ってきたり、買い物に行こうとすればココとイヌピーが変わってくれた。
『みんなどうしたんだろ。』
流石の私でもここまでくれば異変に気づく。
そして夜ご飯も、カクちゃんと竜胆が腕によりをかけて豪華な料理を沢山作っていく。
パーティーでもするのかな?
なんて思っていると、美味しそうな料理が食卓を囲んでいた。
『凄っ。これ全部二人で作ったんだ。』
「好きなだけ食べろよA。」
ありがと、カクちゃん。と言えば、ほんのり頬を赤らめる。
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虹色花丸(プロフ) - アソパソマソさん» リクエストありがとうございます!更新も頑張らせて頂きます!(≧∀≦) (2022年1月9日 9時) (レス) id: 549d49e455 (このIDを非表示/違反報告)
アソパソマソ - リクエストしても大丈夫ですか?体調不良で戻してしまう夢主ちゃんを春千夜が看病する話読みたいです。面白いです!更新頑張って下さい‼︎ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり。 - わぁぁぁ…‼︎‼︎ありがとうございます‼︎ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
虹色花丸(プロフ) - にっこり。さん» リクエストありがとうございます!面白いと言って頂き、とっても嬉しいです(о´∀`о) (2022年1月8日 9時) (レス) id: 549d49e455 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり。 - コメント失礼します。リクエストしてもよろしいですか?過呼吸の夢主ちゃんの話が読みたいです!この小説面白いです‼︎楽しみにしてます(*^^*) (2022年1月7日 23時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹色花丸 | 作成日時:2021年8月24日 22時