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お酒【リクエスト】 ページ21

これは、ちょっとした事件のお話。









今日私は、エマに誘われ佐野家にご飯を食べに行っていた。




かなりの時間、エマとおしゃべりをしていたので、帰りは真一郎に送ってもらった。






そして家に入り、ただいま。と、声をかけるとイヌピーがリビングに居た。





「おかえり。」




『ただいまイヌピー。』




イヌピーは、缶ジュースの様な物を飲んでいた。





Aも飲む?と、聞かれたので、飲む。と答えると、缶を渡してくれた。





私は、イヌピーの良心に甘え、ジュースを一口飲んだ。






この時、しっかりと確認しておくべきだった。







そして、ココがトイレから帰ってくると。





イヌピーは、ココ〜。と、抱きついていた。




「イヌピー?……もしかして、あれ飲んだのか!?」




あれってなんの事だろうと思いながら、ココはイヌピーを部屋に連れて行った。









私は、ココが帰ってくるまで、イヌピーにもらったジュースを飲んでいた。









.









そして、ココが帰ってきた頃には、ジュースを飲み干してしまっていた。







私は、頭がポヤポヤして、呂律も回っていない。




それに、なんだか体もいつもより熱い気がした。





『ココ〜。』




私は二階から降りてきたココにギュッと抱きついた。






肝心のココは、顔を赤くしていたが、すぐに私の異変に気づいた。





『んうー、ココー。』




「A?…もしかしてオマエもあれ飲んだのか!?」




あれってなあに?と、呂律の回っていない声で聴くと、酒だ。と、教えてくれた。





『お酒ー?でも、イヌピーも飲んでたよー?』





「アイツも今酔い潰れてる。」





ここでやっと、やってしまった。と確信した。





しかし、こんな状態では、正常に脳は動いている筈も無く、ココに甘えていた。





『私、ココの匂い好きー!もっと、ぎゅーして?』





ココは理性を抑えるのに必死になっていた。





「A、そろそろ寝るぞ。」






『えー。もう寝るの?まだ、一緒にたのしー事しよ?』





流石にこのままでは埒があかないと思ったココは、私を抱き上げ、そのまま二階へ向かった。

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虹色花丸(プロフ) - アソパソマソさん» リクエストありがとうございます!更新も頑張らせて頂きます!(≧∀≦) (2022年1月9日 9時) (レス) id: 549d49e455 (このIDを非表示/違反報告)
アソパソマソ - リクエストしても大丈夫ですか?体調不良で戻してしまう夢主ちゃんを春千夜が看病する話読みたいです。面白いです!更新頑張って下さい‼︎ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり。 - わぁぁぁ…‼︎‼︎ありがとうございます‼︎ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
虹色花丸(プロフ) - にっこり。さん» リクエストありがとうございます!面白いと言って頂き、とっても嬉しいです(о´∀`о) (2022年1月8日 9時) (レス) id: 549d49e455 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり。 - コメント失礼します。リクエストしてもよろしいですか?過呼吸の夢主ちゃんの話が読みたいです!この小説面白いです‼︎楽しみにしてます(*^^*) (2022年1月7日 23時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虹色花丸 | 作成日時:2021年8月24日 22時

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