・ ページ19
そして、家の説明が終わり、丁度お昼時だったのでお昼を作る事にした。
『カクちゃん、キッチン借りていい?』
カクちゃんは、好きに使ってくれ。と、言った後、カクちゃん?と、首を傾げていた。
私は、あまり時間をかけたくなかったので、冷蔵庫にあった材料で、オムライスを作った。
蘭ちゃんと竜胆は喜んでパクパクと食べてくれた。
カクちゃんも、美味しいと言ってくれたのでよかった。
しばらくすると、誰かが帰ってきたのか、家の扉が開いた音がした。
そしてリビングに入ってきたのは、美青年と爬虫類顔のイケメンだった。
私は、二人に自己紹介をした。
『今日からお世話になります、佐野Aです。』
「乾青宗。イヌピーって呼んで。」
まさかの、自分からイヌピー呼びを推進してくるなんて。と、思いながら、
イヌピーさんもオムライス食べますか?と、聞いてみた。
「食べる。あと、さん付けも敬語も要らない。」
イヌピーは椅子に座って、オムライスを今か今かと待っていた。
そして、イヌピーの後ろに居た爬虫類顔のイケメンにも、声を掛けた。
えっと。と、戸惑っていると、九井一だ。と、自己紹介してくれた。
「俺の事はココって呼べ、俺もタメ語でいい。」
『あ、うん。ココもオムライス食べる?』
ココはそっぽを向きながら小さな声で、食う。と、言った。
私は二人にオムライスを出した。
二人とも美味しいと言って、完食してくれた。
一見、怖い人なのかと思ったけど、意外と可愛い人だと分かった。
.
その後は、自分の荷物を整理してから、家の片付けに移った。
まずは、脱衣所からだ。
取り敢えず、散乱している服を洗濯機に放り込んだ。
洗濯機を回している間に、リビングの掃除をする。
床やソファの上に散らばっているゴミをまとめて、誰のか分からない荷物は端に寄せておく。
掃除機をかけ終わり、洗濯物を外へ干して片付けが終了した。
「今日来たばかりだったのに、すまない。」
私は、気にしないで。と、カクちゃんに伝えた。
そして、丁度買い物に行くには、良い時間帯になっていた。
『そろそろ、買い物行かなきゃ。』
「俺らも手伝う。」
「A一人じゃ大変だろ?」
ココとイヌピーが案内がてら、買い物に付き合ってくれるらしい。
830人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
虹色花丸(プロフ) - アソパソマソさん» リクエストありがとうございます!更新も頑張らせて頂きます!(≧∀≦) (2022年1月9日 9時) (レス) id: 549d49e455 (このIDを非表示/違反報告)
アソパソマソ - リクエストしても大丈夫ですか?体調不良で戻してしまう夢主ちゃんを春千夜が看病する話読みたいです。面白いです!更新頑張って下さい‼︎ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり。 - わぁぁぁ…‼︎‼︎ありがとうございます‼︎ (2022年1月9日 0時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
虹色花丸(プロフ) - にっこり。さん» リクエストありがとうございます!面白いと言って頂き、とっても嬉しいです(о´∀`о) (2022年1月8日 9時) (レス) id: 549d49e455 (このIDを非表示/違反報告)
にっこり。 - コメント失礼します。リクエストしてもよろしいですか?過呼吸の夢主ちゃんの話が読みたいです!この小説面白いです‼︎楽しみにしてます(*^^*) (2022年1月7日 23時) (レス) id: 149dedba41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:虹色花丸 | 作成日時:2021年8月24日 22時