さんじゅーなな ページ2
さて、格好つけたもののどうやって復讐するかはまだ決まっていない。
いや、案がないわけじゃなくてひとつに絞り込めてないだけだからね。
ひとつは録音機を放送室のコードにつないで、愛といじめっ子二人の会話を再生する。こうすれば全校生徒にあの二人の悪印象が焼きつくだろう。もちろん先生にも。
でも、この方法では復讐は瞬時に終わってしまう。私的にはもう少し苦しんでもらいたい。
もうひとつは、私からあの二人に近づいて、上げてから落とすスタイル。演技は上手い方。上手くできるとは思う。
さて、どうしたものか。
｢ねぇ、勝己。どっちがいいと思う？｣
｢とりあえず、テメェの腹ん中がどすぐれぇってことは分かった。｣
｢おい、質問の答えになってねーぞ。9割がたお前が原因なんだから手伝えよ。｣
勝己は眉をしかめて私を尻目で見た。
まるで｢んなこと知るか。｣とでも言っているように。
｢大体、あいつが俺に関わってきたからひでぇ目にあってるだけじゃねーのか？原因はあいつだろ。お前が手を貸すことじゃぁ・・・・｣
｢口閉じてくれる？それ以上言うんなら殴るけど。｣
私が睨むと勝己は身をこわばらせる。
｢・・・・・へぇ・・・・、いつもあんだけ吠えてるのに私が言うと黙るんだぁ。ま、どうでもいいけど。｣
と、このいいタイミングで予鈴が鳴った。
｢じゃぁ。またね。｣
私は教室に戻っていった。
・
・
｢好きだからだよ・・・・。あほ。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 906人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あーーー - か、書いてみたいです、。ものすごく時間が経ってますが、自分もログインしてなくて、でもこの作品を引き継げられるのであれば、引き継いで書いてみたいです。お返事待ってます。 (2021年3月4日 16時) (
レス) id: 69529bf7e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 紫苑さん» ありがとうございます！私は自分勝手な人間ですが、責めないでくれて嬉しいです。今まで応援してくれてありがとうございました！ (2018年7月31日 15時) (レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 書くも書かないも作者の自由…ですね。だから敢えてお礼を言わせてください！大好きな作品を消さないでいてくれたこと、今まで書き続けてくれたこと、本当にありがとうございました！半年前に見て爆豪好きになりました。文字数の関係で言いたいことを全然言えてせんねw (2018年7月25日 2時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - ののいろ系女子さん» 本当にごめんなさい。もう私はこの小説を書くことができません。ですが、ここで皆さんから頂いた暖かい言葉の数々は一生大事にします。今まで本当にありがとうございました！ (2018年7月9日 9時) (レス) id: 71bd382ad1 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 辞めないで下さいイイイ(大号泣)でもきっと事情があるんですよね！今まで『お前ら本気でモブになりたいならこのくらいしろ。〔ヒロアカ〕』の更新お疲れ様でした！現実の方で頑張って下さい！(´；ω；`) (2018年7月8日 23時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆめ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hasake/
作成日時：2018年4月5日 19時
