_ 隠 し た 本 音 。 ページ30
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大吾は分かってる、そう発言した大橋。
それに首を傾げるメンバーたち。
唯一それに何もリアクションしなかった姫宮。
大橋「 見とったら分かるで。大丈夫やって！ 」
その場に大橋の明るい声が響く。
暫くして姫宮が口を開く。
姫宮「 …私が何か行動を起こさなければきっと変わらない。西畑さんと2人で話をしてきてもいいですか、？ 」
大橋「 おん、大吾のこと頼んだで？話し合いは俺らがどうにかしとくで！ 」
大橋はその発言を待っていました、と言わんばかりに瞬間的に反応する。
藤原は大橋が何を思って発言しているか読み取れたのか、
藤原「 大吾はな、たまーに人目のつかない奥のレッスン室の隣ある自販機のところに居ったりするんよな 」
と発言。
大西「 っああ、確かに何かあったら一人でそこ居るなぁ。今確実に居ると思う。A、行ってき？ 」
大西も気付いた。
彼は姫宮の後押しをした。
大西「 この場は任せといてな？あんな、俺が思うに大ちゃん、Aのこと嫌いじゃないと思うねん。やから、大丈夫やで 」
彼らは本当は良くは無いが、今日2人が居ないままでも良いと思っていた。
きっと明日ぐらいには大丈夫だろうと信じているから。
姫宮「 3人ともありがとうございます。行ってきます 」
彼女はそう言ってレッスン室を出た。
西畑と話をしに行く為に。
・
ある一人の男は下を向きながら呟く。
「 悪く思われんのは俺だけええ… 」
「 あの子が…っ、 」
果たして彼は何を思っているのか。
そこに、ひとつの人影が見える。
「 西畑さん 」
名前を呼ばれた彼は、顔を上げた。
西畑「 なんでや… 」
姫宮「 話がしたいんです。お時間よろしいですか？ 」
西畑は姫宮と向き合い、目を合わせた。
西畑「 …ええで 」
姫宮「 まず、今日の遅刻の件、申し訳ございません。連絡をせず、それが故に皆さんにご迷惑おかけしてしまったこと、本当に反省しております。次は報連相はきちんとします。申し訳ございませんでした。 」
先程の件について謝る姫宮。
西畑「 おん、そうやな。次はないで 」
それに容赦なく冷たい声で言い捨てる西畑。
そんな西畑に、姫宮は話し始める。
姫宮「 私は、確かに関東のジュニアグループを抜けて
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_ 心 配 、→←_ な に わ と と も に あ れ 。
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