_ 雨 音 が 止 む 頃 に は 、 ページ24
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「 ねね、そこの振り付け教えてくれんー？ 」
そう話しかけてきたのは福本大晴くん。
姫宮「 …？私でいいんですか？ 」
福本「 おん！姫宮がええねん！ 」
末澤「 は、待って！！俺も！！ 」
正門「 え、俺もええ？？ 」
姫宮「 えっと… 」
いきなり話しかけられたと思ったら気が付けば6人、周りに集まっていた。
福本「 あ、自己紹介しとらんな。福本大晴です！！よろしく！ 」
福本くんを筆頭に自己紹介をしてくださった。
末澤「 末澤誠也や！ 」
佐野「 佐野晶哉です！ 」
草間「 草間リチャード敬太や！リチャって呼んでな！ 」
小島「 俺は小島健っていうねん 」
正門「 正門良規。…大吾がごめんなぁ、 」
優しく声をかけてくれた6人。心地良いなぁ、
姫宮「 いえ、普通の反応ですよ…私は姫宮Aです 」
福本「 かたいかたい！！フラットでええねん！ 」
正門「 いきなりは無理やろ笑 」
佐野「 ほんとだよ〜、あ、敬語も要らへんし、好きな呼び方で呼んでな！俺はAちゃんって呼びたい！ 」
草間「 そうやね！あ、俺もAって呼んでええ？ 」
ああ、やっぱり関西は温かいところだ。
姫宮「 いきなりは無理なので少しずつ…！呼び方は何でも大丈夫です…かな、？ 」
佐野「 やったー！Aちゃん！ 」
末澤「 Aって呼ぶわ 」
福本「 俺もAやなー 」
小島「 A 」
正門「 Aー 」
草間「 なあ Aは何て呼んでくれるん？ 」
姫宮「 え、あー… 」
福本「 何でもええんよ笑 んーそやなぁ、俺ら下の名前で呼んどるし、下の名前で呼んでみいひん？ 」
私が何て呼ぼうかと考えていると優しく微笑んで声掛けてくれた。
姫宮「 いいんですか？ 」
末澤「 ええんよ笑 てか敬語になっとる 」
姫宮「 見逃してください笑 ん…大晴くんと誠也くんと健くんとリチャくんと晶哉くんと良規くん、？ 」
佐野「 そう！！嬉しいな〜 」
本当に嬉しそうにしてくれる…
草間「 あんなぁ、俺らあんまりAのこと知らんから沢山教えて欲しいねん 」
姫宮「 え、？ 」
福本「 俺らのことも知ってなー！ 」
姫宮「 勿論です！ 」
佐野「 てか、ねえ、敬語だめ！ 」
姫宮「 あ…笑 」
ふと空を見てみると、しきりに降っていた雨が止んでいた。
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