_ 例 え 君 が 僕 ら の 傍 を 離 れ て も 。 ページ11
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深澤「 不安、だねぇ… 」
そう零した俺の顔を誰1人として見ようとはしない。
気付けば皆、下を向いて泣いていた。
俺らは全員、Aが脱退した事実を受け入れていない。
佐久間「 俺はｯ…諦めない、俺はAが居なきゃ嫌だ 」
渡辺「 んなもん誰だってそうだわ… 」
今まで一緒にデビューをかけ、一生懸命目指してきた唯一無二のSnowManメンバー。
阿部「 ていうか、初期の俺らの扱いをもう1回受けるんだよ？そんなAが傷付くような事、したくない。そもそもで離したくない 」
阿部ちゃんはAがまだ加入したての頃、Aと超絶不仲だった。
今となってはまーじで仲良すぎるしお互い意思疎通してるぐらいなんだけど。
そんな彼だからこそ、その言葉の重みは普通の人とは違うように思う。
宮舘「 そうだね、俺らもファンの人も最初Aのこと全然認めてなかったし…関ジュってあんまりAのこと知らないもんね 」
昔の俺らははとんでもなく尖っていた。
Aのことなんか全然知らなかったから認める以前に皆してAの事無視してたね。
まぁ、佐久間だけは違ったんだけど。
関ジュはAの事を知らないに等しいし、前の俺らみたいになると思う。
Aは自分から俺らには連絡する事は無いだろうし、誰にも頼らないんだろうな
そうなれば誰がAの事を支えるんだ。
宮舘「 Aは絶対にSnowManだよ… 」
岩本「 認められない、このまま行かせたくない。 」
佐久間「 うん…Aはさ、相当な覚悟を持って俺らにメールしてきてくれたんだと思う。でもそう簡単に離せるような存在じゃない。 」
佐久間の言う通りだ。
認めたくないのに認めるしかないこの無力さに俺らがAのことを全然わかっていなかったという事を思い知らされる。
宮舘「 この場合は、何が正解…？ 」
渡辺「 取り戻したいけどｯ…わかんねぇよ、 」
阿部「 どうしたらAを傷付けないで済むの…？ 」
岩本「 それは…どう足掻いても無理じゃないか…？ 」
深澤「 そう、だね…守ってやりたいのに… 」
佐久間「 いざという時に何も出来ない。Aの事全然分かってやれなかった… 」
だけど。
なぁ、A。
こんな俺らだけど、これだけは言えるよ。
例え君が俺らの傍を離れようと、
君は俺らの大事なSnowManのメンバーで最高の仲間だよ。
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_ 思 わ れ る 程 弱 く な い 。→←_ 私 と 関 西 ジ ャ ニ ー ズ J r 。
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