降谷零の奥さん (ページ10)

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「ただいまー」

零が帰ってきた

「んー、おかえりー」

私はリビングから返事をする。

「大丈夫か？体調まだ悪いのか？」

「まあそうだねえ、」

「なんだその曖昧な返事は」

「わからん」

なんか、やっぱり零といると体調が良くなる気がしなくもない

精神状態も結構体調に関わるもんな

零って近くにいるだけで安心感があるというか、

前は零がなかなか帰ってきてくれなかったから勝手に彼シャツみたいなことしてたら帰ってきて出くわし気まずいみたいなことになったことがあったが、最近は帰ってくるのでそのへんは心配いらなくなった。

「零。好きだよ」

「なんだよ急に。」

「いいじゃん」

「俺は壱架に負けないくらいお前のことが好きだけどな」

「じゃあ私もっともっと好き！」

あはは

私達はそんな無意味な争いをして、二人で笑いあった。