ドラクエＸＩ 短編集*:.

・カミュVSマルティナ (2) ページ46

するとカミュは一歩距離を取ったかと思うと、マルティナの隙をつき、パチンと指を鳴らした。

カミュ「シャインスコール！！」




マルティナ 「ぐっ！？」



ロウ「上手い！マルティナの間合いを取ったんじゃな。
カミュのヤツ、動きをしっかりと読んどるわい」






マルティナ「…驚いた。私の蹴りを交わした上に、足止めを喰らわすなんて…
カミュ、あなたともっと早くこうして戦いたかったわね」



カミュ「オレだってお前と手合わせできて楽しいぜ！…さ、まだまだコレからだ！
一気に畳み掛けるぜ！
…はぁあっ…分身！」




マルティナ 「！！」




カミュ「3人分の力じゃ、いくらマルティナでもついてこれねーだろ！ガンガン攻めるぜ！
アサシンアタッ…」




マルティナ「ふふ、遅いわよ！」




カミュ「ぐふっ！？」



マルティナ「隙が大きいのは相変わらずのようね。火力が高いだけじゃ私の攻撃は見切れないわよ？
今度はこっちから仕掛けるわよ！
デビルモード！」




カミュ「う、うわぁ…な、なんだ？！」



マルティナ「…ふふふ、これは使わないつもりだったのに……あなたを見ると、本気を出さずにはいられなくなっちゃった…
さぁ、坊や。かかって来なさい。
たーっぷり骨抜きにしてアゲル♡」



カミュ「……オレに通用するか……よ……」


マルティナ 「ほーら、ぱふぱふ♡」



カミュ「う、うぅ…」






グレイグ「ひ、姫さまっ！なんとはしたない！
…とはいえ、あれは正真正銘、姫さまの特技…
カミュよ…なんっと羨ましい…」




ベロニカ「うわぁ…さいってー」



イレブン「…あのぱふぱふはかなりの効果があるんだ。
あのカミュですら…見て！」




カミュ「うぅ…な、なんだ…力がっ…
な、なんだか…ふわふわして…変な気分だぜ…」



マルティナ 「たっぷり魅了してあげるわ。どう？お気分は？」


カミュ「わ、悪くねえ……」



マルティナ 「ふふふ……
私は出し惜しみは…しないわよ！せいっっ！」



カミュ「ぐあああっ！！」






ここでマルティナ の蹴り技が見事に決まり、カミュは立ち上がれなくなっていた。




ハンフリー「勝負有り！
この勝負、マルティナ さんの勝利!!」

＊第一試合終了→←・カミュVSマルティナ

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