Steal your heart【スマブラ】 (ページ7)

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☆秘密ページ7

ジョーカー「さぁ、ついた。
…今日のことはふたりだけの秘密にしよう。
俺も君のことは誰にも言わない」

A『……うん。約束する』

ジョーカー「…秘密か。そういうの、ゾクゾクしないか？」

ピッと私の唇に指を当てる。
私が女だと確信してわざとっ…
もう！

A『そういう事、人前でやるなよ』

ジョーカー「…どうかな。君が心の仮面を被り続けているのなら…」

あ、そういえば…

A『君、名前は？私はA』

ジョーカー「…ジョーカーだ。
何かあったら俺を探すといい。力になろう。

…それではA、また会おう。
今宵は良い晩だった。
貴女の生き様、とくと拝見する事としよう。
では、さらばだ。」

去り際までスタイリッシュ。
本当に怪盗みたい。

…あの子、昼間は学生服着てたけど、全然雰囲気違うじゃない…
でもあの身のこなし、ただものじゃないし…

A『怪盗ジョーカー……あなたの言葉、信じてみる』

また、会えるよね。

私の心に、小さな希望の灯火をともしてくれたから…

部屋に戻ると、ふぅと息をつく。

仕事は明日から。

これから私…どうなっちゃうんだろう？

今日はいろんな事があったな…

私も、早く馴染まなきゃ。

そして、男として…女である事をばれないように。

～その頃のジョーカー～

モルガナ「にしても、お手柄だぜジョーカー！
まさか、あの兄ちゃん女だったとは！
完全に騙されてた」

ジョーカー「ふふ、黙っていて泳がせるのも楽しかったかな？」

モルガナ「…どうすんだよ、これから」

ジョーカー「彼女の行く末を見守る。
そして、最終的には俺の手柄にしようと思う」

モルガナ「"オタカラ"だな！楽しくなってきたぜ！
腕の見せ所だな！」

ジョーカー「ふっ……やってやろうじゃないか」