Steal your heart【スマブラ】 (ページ19)

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☆急展開ページ19

シュルク「ちょ、ちょっと待って！な、何をしているのっ？！」

私は覚悟を決めて、服に手をかけた。

A『そうだよ……僕は……【女】だよ…』

シュルク「！！
やっぱり…本当に、女の子…なんだね」

A『信じられない？』

私は、少しずつシュルクに近づいた。

A『…触って。』

シュルク「えっ…あっ…ちょ、まっ…A？！」

無理やりシュルクの手を自分の胸へと誘導する。
シュルクは驚いているけど…

もう、知られているなら仕方がない…

A『…わかった？』

シュルク「…わ、わからないよ…
これだけじゃ、まだ…」

A『…わかった。』

深く深呼吸して、さらしに手をかけた。

誰にも見せたことのない私の姿。

シュルク、あなたには見せてもいいの…

だから…

A『……これで、わかった…？』

シュルク「A……ど、どうしよう…
目のやり場に困るよ…」

A『シュルク……ちゃんと見て』

シュルク「……A」

A『えっ…あっ…』

シュルクは私を押し倒すと、慌てて毛布をかけた。
真っ赤になって、私から目線を外した。

シュルク「…なんだよ、誘ってるの…？
それとも、僕の気持ちを弄んでるの？」

A『……シュルク？』

シュルク「…僕は…僕は君が好きなんだ！』

A『！！』

シュルク「…この際、男でも女でも関係ない。
僕は君だけを見てきた…
だから……こんな所で君のそんな姿を見てしまったら…僕は……

君を、奪いたくなってしまうよ。」

シュルクがギュッと包むように抱きしめる。
そっか…

シュルクは、私のこと……

「………ニャー…」

ー時が経ってー

モルガナ「ジョーカー！
ジョーカー…大ニュースだ、Aがオンナだって事、シュルクにバレちまった！」

ジョーカー「なんだと…？！」

モルガナ「それどころか…あいつら、部屋で抱き合ってた…
シュルクは、Aに告白していた…！」

ジョーカー「………ちっ」

モルガナ「…これで、2人の秘密は無くなった。
…どうする？」

ジョーカー「………やってくれるな」

モルガナ「ジョーカー…いいのか、このままで。
シュルクに奪われちまうぞ！」

ジョーカー「ならば、こちらも動き出そう。
振り回してしまって申し訳ないが、簡単に離すわけには行かないな」