結んで、閉じ込めて【一松】 (ページ12)

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第11話ページ12

おそ「一松」

突然おそ松兄さんからの呼び出し。
きっと彼女についてだろう。

何食わぬ顔して、彼女に絡んで。

許せない。

でももっと許せないのは鳴海だよ。

あいつは俺の心を惑わす悪魔だ。

美しすぎる悪魔。

だから俺に取り憑いてよ、もっと魅力してよ。

この俺を狂わせるくらいに。

おそ「おい！一松って！聞いてる？」

一松「…あ、なんだっけ？」

おそ「…あの子のこと。…お前、本当に好き？」

一松「…うん」

おそ「…本当にか？」

一松「そうだよ、今だって考えてた」

おそ「…じゃあ、さ…あの子がさ…」

一松「…何？」

おそ「…あー、いや、なんでもないんだ！
そーかそっか！はは！」

何それ？
お前も鳴海が好きなんだろ？

ーカフェにてー

A『お疲れ様です！』

店長「あ、待ってよAちゃん。今日なんの日かわかるかな？」

A『いえ…あの、今日は…』

店長「……いいよね？」

A『…はい…』

ー深夜1時過ぎー

A『お待たせしました』

おそ「……あ、来てくれたんだね。ありがと。
お疲れ様」

A『ありがとうございます』

おそ「フロントに話してあるからさ、このまま入って大丈夫だよ。」

A『はい。じゃあ……』

おそ「(ゴクリ)…う、うん…じゃあ…入ろっか…」