「好きと言ってやれる程、俺は甘くはない。」【スマブラx】

永遠の35番手 ページ9

マリオ「全然ダメだ！もっと立ち向かえ！
…ロケット頭突き！ためてる暇があるなら周りを警戒しろ！」

ルイージ「でもっ…兄さん、いっぺんに言われても無理だよ！！」

マリオ「だからオマエはいつまでたっても永遠の二番手なんだ！…いいや、今のオマエじゃ二番手どころか一番下、つまり35番手だ！」

ルイージ「さ、さんじゅうご？！最低じゃないか！」

マリオ「そのくらいオマエはだめだめなんだ！いいか、ルイージ…僕は兄弟として情けないよ。オマエは昔からひとりでトイレに行けなかった…
すぐに騙されて金を取られたり、危うく危ない橋を渡りそうになっていたしな…」


ルイージ「…。みんな僕の扱いが酷いだけだよ」



A『マリオーーー！助けて！」

マリオ「どうした？Aなにかあったのかい？」

A『うん…あのね、誰かに狙われてるみたいなの。』


マリオ「誰かに…？そうか、それは…怖かったろうに、もう大丈夫だ。君を怖い目に合わせたりはしない。」

A『マリオ……』


ルイージ「(ちぇ〜兄さんコロっと人が変わったよな〜)」


マ「…そこだ！」

A『きゃっ？！？！』


マリオがいきなりファイアーボールを…
そして、当てた先には…


羽？


マリオ「…お前か、Aを困らせていたのは…新人には優しく、って何度も言っただろう？…ピット」



ぴっと？



ピ「…なんでそんな子庇うんですか！マリオさん…マスターが呼んだにしろ、招待状をもらってない人がここに来るわけがありません。
…組織ですよ！このスマブラ寮を破壊せんとする組織です！
こいつは偵察に来たのですよ！早いうちになんとかしないと…
さぁ、マリオさん！…ルイージさん！力を貸してください！」


マリオ「何があったかと思えば…お前…」


マリオさんはやれやれとため息をつく。
いや、私とんでもない扱いされてるんですけど…


ピ「いきなり来て、受け入れる皆さんの方がどうかしていますよ！
しかも、場所を転々と移動して…偵察です！
探ってるんですよきっと！」


マリオ「新しく来たから挨拶するに決まっているだろう。
お前ほんとに天使か？…第一、神聖なるスマブラ寮だ。うっかり一般人が入り込めないよう結界を張っている。
Aが入れたのはマスターに認められているからだ」

ピ「え、そうなんですか？…じゃあこの人は…」


A『…Aよ。マリオの言ったとおり、私はマスターに誘われたの。
……！！
ピット！危ない！』


ピ「え？」

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