マルスの葛藤 ページ18
マルス「(僕はなんて情けないんだ…護るだの言っておきながら結局何も守れてなんていないじゃないか。
アイクにすら……悟られていた。
僕はもうAの守護者でいる資格すらないのかな。)」
マリオ「やぁマルス。なんだか元気ないみたいだけど？」
マルス「……マリオ。」
マリオ「Aのことか？マスターから話は聞いているよ。
戦士にさせたいのか？あの子に、無理をさせていいのか？」
マルス「僕だってそう思っていたんだよ。
だけど本人は違った。
戦いたい意思があるのに、彼女は困っているんだ。
アイクに稽古をつけてもらったらしい。
あの子の気持ちもわからないだなんて、あいつのほうがよっぽど守護者らしいじゃないか。」
マリオ「…マルス。君は試されているんだよ。
ここで彼女の身代わりとなり、守護者になるか彼女を戦士にして共闘するか。
それともこのままアイクに守護者の権利を預けるか」
マルス「……彼女を、あいつに譲る？…そんな事できるはずがない。」
マリオ「……でも今のところはそっとしておいてもいいんじゃないか？」
マルス「そうだね、僕も頭を冷やして来なくちゃ。
…ありがとうマリオ」
マリオ「あんまり考えすぎちゃだめだぞ」
マルス「…ああ。おやすみ」
マリオ「おやすみ」
…情けない。
このままじゃAに合わせる顔がない。
A自身だって悩んでるはずだ。
アイクと張り合う気でいるんだから。
……あれは…A？
何故あの子があそこに？
…アイクも一緒。
…楽しそう。
僕といる時より自然な笑顔。
ふたり、お似合いだな…
僕は邪魔者？
…もしかしたら彼女にとって邪魔な存在かもしれない。
マルス「…くそっ」
混乱する。ムシャクシャする。
こんなの王子らしくない。しっかりしろ。
自分に言い聞かせるように自室へと急いだ。
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やっち - めちゃくちゃ続きが気になる…！！！！！最高です！更新楽しみにしてます！ (1月1日 2時) (
レス) @page27 id: e5a8be9ce1 (このIDを非表示/違反報告)
-Rei- レイ（絶賛低浮上中）(プロフ) - アイクの小説なんて…最高じゃないですか…更新頑張ってください。待ってます。 (2019年1月19日 23時) (レス) id: c2a3cfc861 (このIDを非表示/違反報告)
ツツジ(プロフ) - とんでもなく面白い…。forwiiU買いました？ (2015年6月20日 22時) (レス) id: 8441176ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ソフィヤ - 最高でした！これからも頑張ってください！！o(^-^)o (2015年6月15日 0時) (レス) id: c9c2fe131c (このIDを非表示/違反報告)
歩夢 - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！！ (2014年10月19日 4時) (レス) id: 0d1d8a0e96 (このIDを非表示/違反報告)
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