ヌナを癒す会、始めました 4【SVT】

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とりあえずミンギュと一緒にスンチョルをわっしょいわっしょいして救護室に運んで、適当に冷蔵庫に入ってた冷えピタを貼り付けた。さて、どうしよう。

休憩時間終わっちゃうよ。

も、もう最終手段としてコイツのマネキンを用意してスンチョルとしてテレビに出させるしか…





MG「ちょっと馬鹿なこと考えないでよ。」
『いやん心読まないでね』

MG「ヌナ本当に死んだほうがいいよ」

『えっ』





最近は反抗期メンバーが多いなぁ。

悲しい。非常にヌナは悲しい。





MG「……というかさぁ。」

『うん？』


MG「…ほんと勇ましいよね、ヌナって。」



果たしてそれは褒められているのか。

いや私は可愛い可愛い女の子だから勇ましいってあまり褒められてないんじゃ……と一瞬変な考えがよぎるが、とりあえず良しとしよう。

確かにスンチョルは重かったが、今回ばかりはジョンハンの自分の荷物を毎回私に持たせてくる癖が役に立った。いつの間にか力持ちだ。なんか嬉しくねぇ。


そう考えていると、いきなり綺麗な顔が私を覗き込んできて驚く。






MG「ヌナはさぁ。」


『え、あっ、な、なんでしょう、』








MG「…やっぱなんでもなーい。」






なんか唇を尖らせてスンチョルの顔面に冷えピタを叩きつけるミンギュはスンチョルになんの恨みがあるのだろうか。痛そう。スンチョル起きちゃうよ。



…というかその話の終わらせ方が気になり過ぎて怖い。

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