14 ページ14
.
ぼーっとしてた時、突然隣のやつに話しかけられる。
「…あー、ユンギさんだっけ。」
「何？」
「俺キムテヒョンって言うんですけど〜…正直この中じゃ誰が好みっすか？」
「………キムAちゃん。」
らしくないちゃん付けに鳥肌。
A以外お目当な奴いねーよ。
全員興味ねーんだもん。
すると、驚いたように笑うキムテヒョン。
「ぶはっ…わかる、俺もAちゃん狙いです。」
「…は、マジ？」
「はい。女子の方でも話してるんで皆んなに聞いてるんですけど、なんか初心っぽいのが好きなヤツ多いらしくて。結構Aちゃん可愛いし、狙ってるヤツ多いっすよ。」
能天気そうにそう言って笑うキムテヒョン。
そんな言葉に冷や汗止まらない俺。
え？
マジ？
Aの可愛さって、俺以外にも通用する系？
「はーい！じゃあ恒例の席替えしまーす！」
「好きなこの隣行っていーよ〜。」
そんな女子達の言葉に、皆んなわらわらと動き始める。
Aは動けないのか角で固まってて。
行ってやるかと足を進めようとした時、突然手を握られた。
「ゆ、ユンギくん、一緒に喋らない？」
「……え、いや、俺は…」
「いいの、ちょっとだけでいいからさ！ね！？」
「……あー…うん……」
誰だっけ。
自己紹介も聞いてなかったから、誰かもわからない。
A。ふと視線を向けると、両隣に男がいて、気まずそうに俯いちゃってて。
…ほんと、バカ。
股間でも蹴っとばしときゃ男なんて黙るんだから、
ガードするくらいちゃんとしろよ、まじで……。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 707人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「BTS」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！ブルーのピアスいつ渡すのかとドキドキしましたが…それは2人だけの秘密ですね！！ユンギさん実ってよかった！おめでとう！ジミンちゃんも頑張ったねとヨシヨシしてあげたいです！ (2022年11月19日 19時) (
レス) @page49 id: ae24f86ab3 (このIDを非表示/違反報告)
KB - とっても素敵なお話でした。これからの活躍期待してます！ (2021年10月10日 21時) (レス) @page49 id: 5f0961fe40 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - りーさん» 有難うございます。甘々ユンギさんが付き合った後とかすごい書いてみたいのですが、やはり続けられる自信がないため…申し訳ありません。見て下さり有難うございます、これからも頑張ります！ (2019年12月14日 10時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
りー - 完結おめでとうございます！甘々ユンギさんの付き合ったその後も見たいな、なんて思ったりしてる限りですw (2019年12月13日 7時) (レス) id: 789e81b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 萌さん» 有難うございます。��は完結まで一応考えてはいるのですが、腹黒の小さいジミンさん…書きたいですね笑 いつも有難うございます。これからも頑張ります。 (2019年12月12日 22時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いつき
x他2人 | 作成日時：2019年11月28日 0時
