【BTS】ジョングクの地雷。

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着いたところはなんともお洒落そうな、光が入らない大人な雰囲気のカフェだった。


正直息がしづらい。少しでも喋ったら目立つような静かな店。
…こ、こんなお店知ってるのかぁ……。



なぜかハラハラして、慣れてるように席に座るジョングクさんの後ろについていく。


「ここ座って」と言われて座ると、慌てすぎて机の足にスネをぶつけた。

死ぬほど痛い。泣ける。








『…す、すみません、緊張して、』

JK「ヌナは何でも慣れてない方がいいと思うよ。何食べる？」




なんか失礼なことを言われたような気がするけど。気にしないでおこう。









『…ぱ、パフェが食べたいです、チョコの……』


JK「唐揚げとか言ったらどうしようかと思った。」


『どんだけおじさんくさいと思ってるんですか！？』

JK「いや、実際おっさんっぽいから」








ぶん殴ろうかと思った。


そんなのメニューにすら無いんだから言うわけないだろう。

これでも甘いものは好きだ。唐揚げなんて、本当にジョングクさんは失礼すぎる。







JK「じゃあ頼んじゃうよ」







テキパキと注文してくれるジョングクさんに、なぜかぽかんとしてしまう。


いつの間にか、出会ったときより、大人になってしまったようだった。

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