【BTS】ジョングクの地雷。

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JK「…ふふふふ……」






と、笑いながら更衣室を出て行ってしまったジョングクさん。


何か会話が噛み合ってなかったような気がしなくもない。




結局デートの約束なんかをされてしまった。確かに酷いことを言ったのは私だが、なぜデートするのがお詫びなのか。不思議になってくる。



…だが楽ではない。





こ、これで済んだのならいい方なのか。裁判とかに持ち込まれない限りよかったのか。仕事を辞めさせられなかっただけ助かった方なのか。






考えても無駄だと思う。




最悪の事態は避けられたかと無理やり自分を納得させて、更衣室を飛び出した。


時間がやばい。事務所に戻らねば。





皆んなはきっとセジンさんの車で先に帰っただろう。





慌ててタクシーに乗り込んで、自分の家に帰った。









そういえばジョングクさん、家に来るとか言ってたなぁ……。

10時くらいか、結構早い気なぁ……









と、のんびり考えてたその時。








.









『……うん？』









そこで初めて疑問に気がつく。








.









あれ、わたし、ジョングクさんに家教えたことあったっけ。








さらっと迎えに行くと言ってはいたけれど、流石に社長も私の家までは言ってないだろう。

宿舎からそんなに近いわけでもない。









.









じゃあなぜジョングクさんが私の家を知っている？









『………え、えぇ…』









タクシーの中、頭を抱えた。

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