12 ページ12
.
マネージャーは楽じゃない。
7人分の荷物を部屋まで持ち、車まで彼らを引き連れながらも近づいて来るサセンから彼らをボディーガードの如く身を守り、朝は宿舎まで迎えに行かなければならない。
車の運転はもう1人のマネージャーであるセジンさんがしてくれるが。雑用は私だ。
前なんか仕事で一緒になった女の子が〜…と愚痴を聞かされた。
仕事のスケジュールを確認し、ダンスを見守り、ステージが終わったらタオルと水を全員分配って…言い出したらキリがない。
だからこそ今もメイクしている彼らを後ろから見守りながら仕事をしているのだが。
JN「僕今日かっこよくない?Aちゃんもそう思うでしょ?」
『はい、いつもかっこいいと思いますよ。』
JN「…やだ!!この子可愛い!!」
『ふざけたこと言ってたら化粧直すことになるのでやめて下さい。時間がかかります。』
JM「きゃははっ、仕事人間だねえ。」
ジンさんで大変なのにジミンさんまできたら収集がつかない…!!
白目剥きそうだ。
『…お給料大事なので……』
JN「ちょっとジミン、聞いた?ヌナが僕のこといつもかっこいいですよって!!」
JM「へ〜〜、萌えますね〜」
『…貴方まで……』
な、何が萌えるだ、何が…!!!
頭を抱えたその瞬間。
なぜか背筋がゾクッとした。
背後からの鋭い視線。冷や汗が滴る。
慌てて後ろを振り向いた。
JK「……」
『…ひぃっ……!!?』
視線が合った瞬間、にこりと笑ってきたジョングクさん。
まったく目が笑っていない。
ばっと目線を逸らしてしまった。
3622人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ロミオ(プロフ) - コメント失礼します、パスワードがかかってる作品が読みたいのですが、また読めたりしますか? (2020年7月12日 14時) (レス) id: a652f54267 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - おーちゃさん» おーちゃさん、コメント有難うございます。私も切実にそう願っております。ヌナ呼びされたいです。生憎私はジョングクさんより年下で、こんな妄想下でしかヌナと呼ばれないのですが、同じような気持ちで居てくれる方がいて嬉しいです。これからも頑張ります。 (2020年2月24日 20時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
おーちゃ - 本当の歳もぐくより上でありたかったとおもうこの頃。 (2020年2月24日 17時) (レス) id: 170daf7539 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - めるたさん» めるたさん、コメント有難うございます。そう言ってくださると本当に嬉しいです、有難うございます。少しズレてるジョングクさんの重い愛を見せていければなと思います。これからも頑張ります! (2020年2月23日 10時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
めるた(プロフ) - ジョングクの愛重すぎるところすごい好きです笑 勘違い爆発してるとこも面白すぎます大好きです (2020年2月22日 22時) (レス) id: f979da34d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いつき x他1人 | 作成日時:2020年2月14日 0時