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JN「僕が払うから、ここで待ってていいよ。」
『え、いや、悪いよ。ほんとにいいから、』
JN「僕の勝手で誘ったから。これくらいさせてよ、ね？」
ご飯を食べ終わって、ソクジン君は私がその次に何かを言う前にカードで支払いを済ませた。
こんな事、してもらわなくても大丈夫なのに。
でも多分、ソクジン君は何を言っても淡々と返してくるだろう。
…お金、今度何かで返そう。
JN「今日、すごく楽しかった。ありがとう。」
『あ、ううん……私も、楽しかった…けど、今度からは……』
JN「ねえ、連絡先交換しない？」
遮られた言葉。
その言葉に、思わず目を見開く。
『……れ、連絡先？』
JN「だめかな？ソヨンって子とはもう交換してるの？」
『あ、うん、……家族と、ソヨンだけ……』
JN「不便でしょ？何かあったら呼んでくれればいつでも行くよ。
それに、何か連絡取りたい時とかに必要だよね。携帯、貸してくれる？」
言葉とか、態度とか、そんなものではなく。
何か得体の知れない違和感が、私につきまとう。
優しい言葉とは裏腹に。
彼の行動は、ひどく強引で、断りずらい。
『…………え、っと、……』
鞄の中から携帯を取り出すと、ありがとうと笑って手慣れた手つきで私の携帯の中に番号を登録した。
返された携帯に、「ソクジン」の文字。
…私、ファンの子達に殺されるかも。
JN「ごめん、この後少し用事があって。ほんとはもう少し話したいんだけど…」
『いやっ、私もバイトだから……あの、じゃあ、またね。』
JN「あー、まだやってたんだ。」
『うん、一緒にやってる子が面白くて、…………』
話しながら、思わず言葉が止まる。
…ソクジン君って、私がバイトしてる事、知ってたんだ。
「まだやってたんだ」と言うけれど。
前から、知ってたのかな。
その時、ふと、ジョングク君の信じちゃいけないなんて言葉が過ぎった。
…いや、考えすぎか。自意識過剰もいいとこだよね。
JN「じゃあ、またね。」
ふわりとソクジン君が笑った。
怪しむなんて出来そうにもない、素敵な笑顔だ。
太陽のようで、眩しい。
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カナタ(プロフ) - バッドエンド( ；∀；)震えながら読ませていただきましたー！怖すぎた…助けてジョングガァ(´；ω；`)ダークなソクジンめちゃくちゃよかったです！このサイコパスソクジンのお友達であるナムジュンのお話も気になります！類は友を呼ぶって言うし・・・(笑) (2022年11月10日 23時) (
レス) @page31 id: 6626970891 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - カナタさん» カナタさん、いつもコメントして下さり有難うございます。返信遅れて申し訳ありません…！！今回のソクジン君、私はすっごく大好きな感じなので、最後まで楽しんで読んでくれたら嬉しいです！これからもよろしくお願います！！ (2022年11月9日 0時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - わーい！いつきさんの新作！！めちゃくちゃ嬉しいです(*´д｀*) 今作はこわーいJNくん・・・強引に迫ってくる上に言葉の圧がすごすぎてヒヤヒヤします(笑)更新楽しみにお待ちしてます！ (2022年9月8日 11時) (レス) id: 6626970891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
| 作成日時：2022年9月6日 22時
