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「あー、やっと終わった。カフェでも行って休憩する？」
『いいけど、レポート提出は？もうやった？』
「あー！！やってない、やば、帰ってやらなきゃ……」
そうブツブツと話しながら歩くソヨン。
…私もやってないけど。
その時、強い衝撃を感じて、
横を通り過ぎた人の肩にぶつかった事に気がついた。
…やば、見てなかった……。
『ご、ごめんなさ、……』
慌てて顔を上げたその瞬間、思わず息が止まった。
………か、かっこいい。
スラリとモデルのようなスタイル。
初めて見た、めっちゃタイプ…
…いやいや、違う。謝らなきゃ。
「あの。」
突然の声に、ハッとする。
『あっ、は、はい！』
「これ、落としましたよ」
キーホルダーを拾われて、慌てて受け取った。
ソヨンとお揃いのドクロのキーホルダー。趣味悪いって思われそう。
「……ちょっ、A、」
『え、あ、何？』
クイっと袖を引っ張られて、目を見開かせたソヨンが言う。
「この人、あれ、さっき言ってた、ソクジン君、」
………嘘でしょ？
こ、この人があのソクジンって人？
思ってたより、かっこいい…気がする。
JN「僕、ソクジンって言います。同い年ですよね？」
『え？……あ、はい、そうです…』
JN「またどこかで、会えたら良いですね。」
にこっと笑ったソクジン君。
目が合った、その時。
何故だか、一瞬だけ、背筋がゾクリとする感覚に襲われた。
『じゃ、じゃああの、すみません。失礼します。』
…なんだろう、風邪かな…？
慌てて挨拶し返して、その場を立ち去った。
「わー！！ラッキーすぎる！まさか今日会えちゃうなんて！」
『ほんとにカッコよかったね、ちょっと怖かったけど』
「Aが怖がってるだけだって。ソクジン君は優しいって有名なんだよ、Aも男の子と話せるようになるにはまずソクジン君とかから行ってみたら？」
話すのは良いんだけど。
スキンシップが出るような仲は、絶対に無理。
そう思いつつ、結局かっこいい人には目がない。
…遠目で見れたらいいな。
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そういえば、同い年って言ってたけど。
私の歳、知ってたのかな。
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カナタ(プロフ) - バッドエンド( ；∀；)震えながら読ませていただきましたー！怖すぎた…助けてジョングガァ(´；ω；`)ダークなソクジンめちゃくちゃよかったです！このサイコパスソクジンのお友達であるナムジュンのお話も気になります！類は友を呼ぶって言うし・・・(笑) (2022年11月10日 23時) (
レス) @page31 id: 6626970891 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - カナタさん» カナタさん、いつもコメントして下さり有難うございます。返信遅れて申し訳ありません…！！今回のソクジン君、私はすっごく大好きな感じなので、最後まで楽しんで読んでくれたら嬉しいです！これからもよろしくお願います！！ (2022年11月9日 0時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - わーい！いつきさんの新作！！めちゃくちゃ嬉しいです(*´д｀*) 今作はこわーいJNくん・・・強引に迫ってくる上に言葉の圧がすごすぎてヒヤヒヤします(笑)更新楽しみにお待ちしてます！ (2022年9月8日 11時) (レス) id: 6626970891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
| 作成日時：2022年9月6日 22時
