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次の日。
予定通りにソヨンは大学に来て、課題やばいよーと嘆いている。
…私はそれどころじゃないけれど。
「ってか！A、最近ソクジン君と仲良いってほんと！？」
『え、あっ、………いや、なんか…絡まれてるだけだよ、』
「いいなぁ…で、いつからそんな仲良く？あれ、でも今日はいない？」
質問責めをしてくるソヨンに何から答えればいいか迷っていた時。
突然、教室が少しざわついた。
ソヨンと同時に、声をする方に目を向ける。
『………嘘、』
…そ、ソクジン君？
なんか、キョロキョロしてるけど。
誰か、探してるみたいに。
「え、嘘。ソクジン君だ。今日一緒？いや、なんか誰か探して………
あれ、こっち来てない？」
隣にいるソヨンの声が、だんだんと小さく、遠くなる気がする。
今、ソクジン君とばっちり目が合っているからだ。
ニコニコと、いつものように笑って、近づいてくる。
嘘でしょ。
ソヨン、いるのに。
みんな見てる、のに。
JN「Aちゃん。」
彼の声が、私を弱くする。
私を怯ませるには十分すぎるその姿と声。
座っている私を上から覗き込んで、ソクジン君は口を開く。
JN「隣、座っちゃダメかな？」
『………え、いや……ソヨンが、』
私はいつも端っこに座るから、いつもその隣にソヨンが座る。
隣を譲れって、まさかソヨンを退かしてそこに座るってこと？
ちゃんと話せる友達なんかソヨンしかいないのに。
「え！！いや！全然、座っちゃってください！私は他行くんで！！」
『ちょっと、……ソヨンっ、』
「A、私は全然いいから！気にしないで！！頑張ってねー！！」
そそくさとバックを持って講義室にいた違う友達の元へ行ってしまったソヨン。
その背中を、私はずっと追いかけていた。
ま、待って。
距離が遠くなる。
JN「あれ、ごめんね。なんか余計なことしちゃったかな。」
ああ、また。
悪びれもない笑顔で言う。
『………なんで、こんなことするの？』
思わず溢れた言葉に、ソクジン君はひとつため息を吐いて答えた。
JN「え？一緒にいるって言ったじゃん、了承したのもAちゃんだよね。僕、何か悪いことしてるかな？友達もいいよって言ってくれたのに、なんでそんなに怒ってるの？」
最近、ソクジン君は少しおかしいのではないかと思う時が増えた。
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カナタ(プロフ) - バッドエンド( ；∀；)震えながら読ませていただきましたー！怖すぎた…助けてジョングガァ(´；ω；`)ダークなソクジンめちゃくちゃよかったです！このサイコパスソクジンのお友達であるナムジュンのお話も気になります！類は友を呼ぶって言うし・・・(笑) (2022年11月10日 23時) (
レス) @page31 id: 6626970891 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - カナタさん» カナタさん、いつもコメントして下さり有難うございます。返信遅れて申し訳ありません…！！今回のソクジン君、私はすっごく大好きな感じなので、最後まで楽しんで読んでくれたら嬉しいです！これからもよろしくお願います！！ (2022年11月9日 0時) (レス) id: 1188f9dba1 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - わーい！いつきさんの新作！！めちゃくちゃ嬉しいです(*´д｀*) 今作はこわーいJNくん・・・強引に迫ってくる上に言葉の圧がすごすぎてヒヤヒヤします(笑)更新楽しみにお待ちしてます！ (2022年9月8日 11時) (レス) id: 6626970891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
| 作成日時：2022年9月6日 22時
