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『結局…寝たのは……朝の3時……』
昼休憩中、前に座ってきたジョングクにその言葉が聞かれていたらしい。
JK「ごめんって。ほら睡眠薬。」
『目の下のくまが隠せない……』
JK「んーー、ファンデーション買ってあげる。」
そういうが根本的な解決にはなってない。
寝ようとしたら電話越しに叫ばれ、3時頃にやっとジョングクが「眠いから寝る」と言って、電話の声が静かになった。
ああやっと寝れる、と思いうつうつしてたら、起こされたのは朝の5時。
「俺少し寝たらすぐ元気になるんだよね」と笑う声がトラウマになりそうだった。
健康大事に。命大事に。私の特徴といえばこの健康的過ぎる体である。小学生を卒業してから一度も風邪も熱もなったことがない。強い。強過ぎる。自分でも最強じゃねえかって思う。
だが最近は寝なさすぎてこの体も弱っちくなってる気がする。
助けてほしい。私の睡眠。
JK「俺の唐揚げあげるから許して。」
『うむむ……しょうがない…その代わり今日は電話しないからね、』
JK「ん、じゃあ俺も我慢する。」
じゃあってなんだ、じゃあって。
まさかお前今日もやるつもりだったな。
ため息つきながらおにぎりを食べようとしたとき、突然後ろから服の襟を引っ張られた。
「Aちゃん、その子誰?」
この声だけで女の子100人くらいは軽く落とせるであろうこの声は。
むせそうになって、慌てて飲み込む。
後ろから聞こえた聞き覚えのあり過ぎる声に、後ろを振り向いた。
『っ、て、テヒョン、さ……ん、』
にこり、と目元だけ笑うテヒョンさんがすぐ立っていて。
多分だが、一瞬心臓止まってた。
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いつき(プロフ) - のあさん» のあさん、コメント有難うございます。はい、メインはテヒョンさんになりますが…そうですね、ページ数が余ればジョングクさん落ちのサイドストーリー的なのも入れたいですね(*´-`) 私の小説を出会ってくださりありがとうございます。これからも頑張ります。 (2020年1月26日 20時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - こんばんは!初めていつきさんの小説読ませていただきました!すごく面白くて続き気になります、、これって題名的にもテヒョン落ちでしょうか、、?もし可能でしたら、Another Storyみたいな感じでジョングク落ち作ってもらいたいです!ご検討お願いします!! (2020年1月26日 20時) (レス) id: 39249b4a7b (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ほしほしさん» コメントありがとうございます。ほしほしさんがそう言ってくださると私も更新の糧になりますし、とても嬉しいです。これからもがんばります(*´-`) (2020年1月19日 8時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ほしほし - いつきさんの小説だってすぐきちゃいました!はやく続きが読みたくてそわそわしてます!応援してます!頑張ってください! (2020年1月19日 0時) (レス) id: dff011594f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いつき x他2人 | 作成日時:2020年1月18日 0時