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『じゃあ…お先失礼します……』






そそくさと仕事場を出た。

…今日はもう家に帰ってゆっくりしよう……テヒョンさんのことは忘れよう…。
きっと時間が解決してくれる。そう願った。







いつものように、またエレベーターに乗り込もうとした、その時。





中でもう1人が仁王立ちして待っていた。









TH「…ねえ。Aちゃん。」









テヒョンさんだと分かった瞬間、凍りつく自分。



じっとりと嫌な冷や汗が滴るのを感じた。


いつもの私だったら喜んで尻尾を振っていたところだが、今はダメだ。



今の私はどうやってテヒョンさんの顔を見ればいいのだろうか。見れそうになかった。見たら多分泣いちゃう。どうしよう。朝からテヒョンさんの顔見れなくて元気出ない。

いや、見なかったのは自分だけど。





このままエレベーターに乗り込んで2人きりとか最悪だ。



どんな風に息をするかも忘れるくらいに、今はショックがでかいのだ。だから放っておいてほしい。私がテヒョンさんのこと好きだってことくらいもうわかりきってることじゃん。

なのになんであんなストレートに言ったのかと。

今でも恨みたい。耳栓つけていけばよかった。








『す、みません、違うエレベーターで行きます、』









咄嗟にそう言って逃げようと私は考えた。


その瞬間、後ろから手を掴まれた。









TH「なんで避けるの。」

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いつき(プロフ) - のあさん» のあさん、コメント有難うございます。はい、メインはテヒョンさんになりますが…そうですね、ページ数が余ればジョングクさん落ちのサイドストーリー的なのも入れたいですね(*´-`) 私の小説を出会ってくださりありがとうございます。これからも頑張ります。 (2020年1月26日 20時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - こんばんは!初めていつきさんの小説読ませていただきました!すごく面白くて続き気になります、、これって題名的にもテヒョン落ちでしょうか、、?もし可能でしたら、Another Storyみたいな感じでジョングク落ち作ってもらいたいです!ご検討お願いします!! (2020年1月26日 20時) (レス) id: 39249b4a7b (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ほしほしさん» コメントありがとうございます。ほしほしさんがそう言ってくださると私も更新の糧になりますし、とても嬉しいです。これからもがんばります(*´-`) (2020年1月19日 8時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ほしほし - いつきさんの小説だってすぐきちゃいました!はやく続きが読みたくてそわそわしてます!応援してます!頑張ってください! (2020年1月19日 0時) (レス) id: dff011594f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いつき x他2人 | 作成日時:2020年1月18日 0時

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