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昼休みの時間。
ジョングクがまだ仕事をしていたので邪魔をしてはいけないと場所を変えようとしたとき、後ろから手首を掴まれた。
後ろを振り向こうとしたとき、背後からする洗剤の匂いで誰だか分かってしまう私は、本当に犬なのかもしれない。
背筋が凍りついた。
TH「…ねぇ。」
ああ、どうしよう。
絶対テヒョンさんだ。チラッと後ろを見るとバッチリ目が合って。一瞬にして逸らしてしまった。絶体絶命のピンチだ。
動けなかった。
さ、避けてしまっている。自分でも分かった。テヒョンさんのことを明らかに避けている。
周りから見たって、自分で考えたって、明白なことだ。
そうしてしまうのは、多分。
『……し、失礼しま、』
TH「待って。」
『いや無理です、絶対嫌です…』
TH「Aちゃん。」
…それは、多分。
まともに話すと、泣いてしまうからだ。
名前を呼ばれるのも嫌になりそうだった。いつもなら飛びついてるはずのテヒョンさんが嫌だった。現実見たんですよ私。少し大人になったんですよ。
もうダメだって思うと、涙腺が脆くなるから。
昔から何にでも泣いてしまう癖があった。怒りが抑えられなくて、叫ぼうとしたときに泣く。喜びすぎて、嬉しすぎて、泣く。辛かったときも、押し込めようとしても、出てしまう。
だから嫌なんだ。
テヒョンさんをもう好きじゃないと堂々と言えない。いや実際今も好きだから仕方ない。でも叶わない恋をずっと続けてられるほどメンタル強くない。
なんでも。まっすぐ行けば成功すると思っていた。
『ごめん、なさい、……』
多分、無理だ。
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いつき(プロフ) - のあさん» のあさん、コメント有難うございます。はい、メインはテヒョンさんになりますが…そうですね、ページ数が余ればジョングクさん落ちのサイドストーリー的なのも入れたいですね(*´-`) 私の小説を出会ってくださりありがとうございます。これからも頑張ります。 (2020年1月26日 20時) (
レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - こんばんは！初めていつきさんの小説読ませていただきました！すごく面白くて続き気になります、、これって題名的にもテヒョン落ちでしょうか、、？もし可能でしたら、Another Storyみたいな感じでジョングク落ち作ってもらいたいです！ご検討お願いします！！ (2020年1月26日 20時) (レス) id: 39249b4a7b (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ほしほしさん» コメントありがとうございます。ほしほしさんがそう言ってくださると私も更新の糧になりますし、とても嬉しいです。これからもがんばります(*´-`) (2020年1月19日 8時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ほしほし - いつきさんの小説だってすぐきちゃいました！はやく続きが読みたくてそわそわしてます！応援してます！頑張ってください！ (2020年1月19日 0時) (レス) id: dff011594f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他2人 | 作成日時：2020年1月18日 0時
