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いつの間にか。
復讐のために近づいたA先輩は、僕にとって大切な存在になっていた。
無くてはいけなくて。
あんなに心が綺麗な人、放っては置けなくて。
「僕、本当はジミン先輩に復讐するためにA先輩に近付いたんです。」
「は?」
初めての、カミングアウト。
驚いたように目を見開くジミン先輩。
多分覚えてないっしょ。最近はあんましてないって聞くし。
ジミン先輩は遊び放題だったしさ。
でも当時は、復讐してやろうと思うほど怒りが収まらなかったんだ。
「俺の親友の彼女がジミン先輩に取られたらしいから、ほんと殺してやろうって勢いでジミン先輩殴ってこようとか思って。そんな時にA先輩と出会ったんです。」
「……それで?」
「最初は、あぁちょうど良い使ってやろうってくらいにしか、思ってなくて。ジミン先輩の幼馴染だし汚れてる人かと思ってて。でも僕は思ってたより何倍もA先輩は真っ直ぐで一生懸命で、純粋な人だったんです。身体大切にしろって怒られたのなんか、はじめてで。」
「…そうかよ。」
「だから、いつの間にか、本気になってて。」
ああ、そうだね。
きっとあの時から、本気だったのかもしれない。
A先輩のような人が世界に何人いるのかは分からないけれど、僕が会った中で、あんなに優しくて一生懸命で曲がりがない真っ直ぐな人、初めて見た。
僕を、叱ってくれたのも。
確かな暖かみが、僕の心臓にすんなりと入り込んできて。
愛おしいと感じるようになったんだ。
恋は盲目。全くその通りだ。
「ジミン先輩には渡したくないです。
譲ってなんて言いません。
男同士、拳でぶつかり合いましょう。」
僕は、A先輩以外、見えない。
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閔(プロフ) - Pちゃん()さん» あけましておめでとうございます。ここまで読んでいただきありがとうございます。二人でなんとか完結までもってこれました。最初からずっと、応援していただき本当に励みになりました。ここまで本当に、ありがとうございました! (2020年1月13日 20時) (レス) id: 5e020f9388 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - あけましておめでとうございます。お久しぶりです!完結おめでとうございます!ジミたん、、、。めちゃ良かったです! (2020年1月13日 19時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - Pちゃん()さん» いつもありがとうございます!そうですね...ジョングクさんの本当の思いはどうなのか......どうぞこれからの展開をお楽しみに。更新、頑張りますね! (2019年12月23日 13時) (レス) id: 5e020f9388 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - ぐぅの本心なのかまだ、ジミたんを陥れる?ために言ったのか、ぐぅの本心が知りたーい!!www更新頑張って下さい、待ってます! (2019年12月23日 11時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 心優さん» いつも見てくださり有難うございます。私のはじめての合作であり、至らない点多くあると思いますが、閔さんに助けを貰いキュンキュンしてもらえる小説になっているのなら嬉しいです。これからも頑張ります。 (2019年12月22日 22時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いつき x他1人 | 作成日時:2019年11月4日 22時