愛してくれなきゃ、死ぬ。【BTS】

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「あー……くそっ。まじむかつく。」







嫌なことも思い出したし、ジョングクって奴もむかつく。







『じ、ジミン……？』







　
少し怯えた目で僕を見てくるA。


ほんと、バカなのか天然なのか分かんない。



僕ばっかりこんなに好きでむかついて。
なんにも気づいてないんだもんね、お前。





少しだけ、分からせてあげようか。




男がどんだけ凶暴で、狼なのか。




　




『ひゃっ……じ、ジミナっ』









Aをベッドに押し倒して、上に覆いかぶさる。



恐怖で染まったその瞳。
それでいい。たとえ僕を怖がっても、僕を見てくれるならそれでいい。






そのまま荒くキスをすると、所々で漏れる高い声。



ゾクリ。

背筋に電流が流れたような感覚。
僕みたいなやつでも、いとも簡単に幼馴染に手を出せるんだと。



服の中に手を入れると、体を揺らすA。



自分だけが馬鹿みたいに興奮してて、嫌になってくる。




　
『っ、ジミナっ……やめっ……』



「お前に話しかけてくる奴も、あのジョングクって奴も、

男は全員、僕みたいなやつばっかり。」









……くそ。まじでどうにかなりそう。

治まらない苛立ちをぶつけるように、キスをし続けた。





必死に声を我慢する姿にでさえ、反応する体。


こんな姿、誰にも見せたくない。
僕がいれば、こいつは誰のものにもならない。


むかつく。






こいつにキスできるのも、触れられるのも、こんな声を出させることができるのも、








全部、僕だけ。

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