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「Aちゃん、おはよう。」
『おはよう。ユナちゃん。』
「今日もジミンくんと来たんだ?」
『……うん。』
ジミンと二人で教室に入るのももう慣れた。
最初は付き合ってるだのなんだのって、いろいろ噂されて。
ジミンにも迷惑だろうから、もう一緒に行くのやめようって言ったことがあった。
「いいじゃん。周りなんか気にしなくて。
僕たちが一緒にいなかったことなんてないんだから。」
なんて、見事に論破された。
確かにそうだけど、ジミンを思って言ったことだったんだけどな。
だけど言い返せなくて、結局変わらず仕舞いなのである。
「Aちゃんはさ、もうちょっと言い返してもいいと思うよ。」
『でっ、でも……言い返すなんて、できないよ…
大切な幼馴染だし……』
だって私はドジで鈍感で、ずっとジミンの後ろをついて回っていたから。
ジミンの言うことは全部正しいって、勝手に思ってたから。
私の中でジミンという存在はあまりにも大きすぎて。
だからいざ目の前にすると、どうも体がすくんでしまう。
そこにはたぶん、怖いとか緊張とかそんなのじゃなくて、もっと大きい何かがあるからだと思う。
でもその何かは、全くもって分からないのだけど。
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閔(プロフ) - Pちゃん()さん» あけましておめでとうございます。ここまで読んでいただきありがとうございます。二人でなんとか完結までもってこれました。最初からずっと、応援していただき本当に励みになりました。ここまで本当に、ありがとうございました! (2020年1月13日 20時) (レス) id: 5e020f9388 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - あけましておめでとうございます。お久しぶりです!完結おめでとうございます!ジミたん、、、。めちゃ良かったです! (2020年1月13日 19時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - Pちゃん()さん» いつもありがとうございます!そうですね...ジョングクさんの本当の思いはどうなのか......どうぞこれからの展開をお楽しみに。更新、頑張りますね! (2019年12月23日 13時) (レス) id: 5e020f9388 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - ぐぅの本心なのかまだ、ジミたんを陥れる?ために言ったのか、ぐぅの本心が知りたーい!!www更新頑張って下さい、待ってます! (2019年12月23日 11時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 心優さん» いつも見てくださり有難うございます。私のはじめての合作であり、至らない点多くあると思いますが、閔さんに助けを貰いキュンキュンしてもらえる小説になっているのなら嬉しいです。これからも頑張ります。 (2019年12月22日 22時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いつき x他1人 | 作成日時:2019年11月4日 22時