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______そこに今にでも襲える女が居たら、手を出すだろう?
僕を見て怯えるその目は、どうしようもなく僕を興奮させてくれた。
高校2年の夏、Aの制服をカッターで切って、その身体に触れた。
泣いてるのに必死に声を押し潰してて、ゾクリと心臓を刺されたようだった。
自分より弱い相手は沢山居るけれど、その中でもAは弱かった。弱肉強食の一番下の層。
クラスの女にはいじめられて、何も言わないそれに興味を持った。
『っひ、ぁっ、…やっ、だ、ジョングクっ、くん、』
ジョングクくん。
そいつの声で言われると、どうも腹の底が空く。
身体中がゾクゾクとして、興奮しないわけにはいかなかった。
はじめて体を暴いたその時から、僕はAというオモチャを買った。
価値が上がる前に僕のものにした。おもちゃ箱からでれないように、糸で縛り付けたはずなのに、僕は両親の仕事の都合でオモチャを手放さなければいけなくなる。
それから数年。
また出会ったAは、何も変わってない。
僕を見て怯える瞳も、腹を空かせる声も、姿を見た瞬間に身体の中心が馬鹿みたいに熱くなったのが分かった。興奮。やりたい。やりたい。ただそれだけ。
連絡先を握らせて、また最高のオモチャを買い戻せるのだと思った。
また、僕に蝕まれればいい。
ただ食べられることしか出来ないのなら、その時まで僕を覚えていればいい。
トラウマになってることぐらい分かっていた。
だからこそ、より興奮。
JK「…やばぁ、僕めっちゃ変態じゃん。」
甘い毒に捕まって、死ねばいい。
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テテLOVE - とても最高でした!!! もうちょっと、続き見たかったーww こういうグクもokですなーーー (2019年12月7日 19時) (レス) id: 817c01a749 (このIDを非表示/違反報告)
yka.(プロフ) - 完結おめでとうございます!本当にこの作品大好きです…私も狂愛チックなお話が大好きでして…(( 次の作品も楽しみにまっております、!! (2019年10月27日 0時) (レス) id: 537e4a64df (このIDを非表示/違反報告)
SIN-KYO - いえいえ!私も大人の知恵熱というものを知らなかったですし、名前のやつも自分のだけ反応してなかったのでは…と心配していたので合っていて良かったです(^^)とてもこの作品も面白かったですよ! (2019年10月16日 18時) (レス) id: 467b8a1d7b (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - SIN-KYOさん» 有難うございますっっ…!!本当こんなぽんこつ作者で申し訳ないです笑 (2019年10月15日 21時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
SIN-KYO - 35のはじめの方だと思うのですが…私の勘違いだったらすみません(汗 (2019年10月15日 20時) (レス) id: 467b8a1d7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いつき x他1人 | 作成日時:2019年10月10日 22時