喧嘩組(鮫×パンダ) ページ35
「シャークん〜、もう寝たら？」
「…やだ。」
「でももう寝そうじゃん。」
「今日だけは絶対起きてる。」
「も〜…気持ちは嬉しいけど、仕事で疲れてるんでしょ？」
現在、10月27日の10時30分。
次の日…10月28日が俺の誕生日だから、シャークんは一番におめでとうを言いたいからって理由でさっきから眠い目を擦ってる。
「…ねぇ、シャークん？」
「ん？」
「…俺はさ、シャークんが眠いのを我慢して今おめでとうって言って寝ちゃうより、明日の朝早く起きてデートする方が嬉しいなぁ。」
俺がそう言うとシャークんは目をぱちくりさせて。
「抱く。」
「は？」
「絶対に抱く。」
「シャークん？」
「なにがなんでも抱く。」
「おい、シャケ。」
さっきまでの眠そうな雰囲気はどこへやら、目の前のシャケは格好の獲物を見つけたと言わんばかりの表情。
「本気？シャークん。」
「本気も何も…お前が煽ったんだろ。」
「そんなつもりなかったんだけど…。」
いつの間にか手首をシャークんに掴まれてて…これは、逃げられない…かも…。
「Nakamu、嫌？」
「…嫌じゃ、ないよ…。」
「良かった。」
そう言ってシャークんは俺と唇を重ねる。
「んっ…。」
ドキドキしたのも束の間、シャークんはそのまま俺の肩にもたれ掛かった。
「…シャークん？」
すぐ近くで聞こえる寝息。
…えっ、コイツこの状況で寝やがった…！？
盛大なため息を吐いて、仕方ないかとベッドに運ぶ。
「…シャークんの馬鹿。」
そう呟いて、俺もベッドに入った。
…次の日、シャークんは昨日のことをほとんど覚えてないらしく、俺はまた盛大なため息をはいた。
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さくらもち@実況者にハマり中(プロフ) - な〜ちゃんさん» ありがとうございます！愛してるゲームとは大分違う感じになりましたが…そう言っていただけて嬉しいです！ (2021年10月16日 15時) (
レス) id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
な〜ちゃん(プロフ) - とても面白かったです！我は、白尾さんの愛してるゲームする奴が好きですね！ (2021年10月16日 14時) (レス) @page34 id: 799da633ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2019年12月24日 14時
