金スマ(マイク×笑顔) ⚠若干のアイドルパロ ページ33
「俺ね…もう治らない病気なんだ。」
「…嘘だろ？」
儚く微笑んで涙を流してるきんときが嘘を付いてるわけない。
そうわかっていても、頭じゃ理解できなかった。
「っ…ごめん、ね…アイドル、できなくて…スマイルと、ずっと一緒にいたかった…。スマイルの隣でアイドルしたかった…。」
こんなに感情を露にしたきんときを始めて見た。
ねぇ、神様…何できんときなの。
どうして、きんときじゃなきゃいけなかったの。
俺は…きんときを笑顔にしたくてアイドルになったんだ。
…それなのに…。
「ちょっとアイドル辞めてくる。」
気づいたらそんな言葉が口からこぼれてた。
「…へ？何、言ってるのスマイル…。」
当然、きんときは驚いてる。
「…お前を、きんときを笑顔にするためにアイドルになったのに…全然笑ってないじゃん…。だったらお前を、生かせられる医者になる。」
「ねぇ、本気？何考えてるの…？全部、今まで頑張ってきたこと全部無駄になっちゃうんだよ…？俺、そんなのやだよ…。スマイルにはアイドルでいてほしい…。お願いだよ、お願いだから、スマイル…。」
きんときは俺の服の裾を掴んでそう訴えかけてくれる。
「…けど…。」
「俺の分も、スマイルは夢を叶えて…。」
そんな…そんなのってないだろ…。
俺はきんときと一緒に輝きたいんだよ。
一人じゃ意味がないんだ。
きんときを生かすこともできず、一人で輝けって？
「できないよ、俺にはできない。きんときが隣にいなきゃ…輝けない。」
「スマイル…。」
膝から崩れ落ちた俺の顔を掴んで、きんときは目線を合わせた。
涙で濡れたきんときの頬と哀しみに満ちた目を直視できなかった。
「…ごめんね。」
軽く触れたお互いの唇は涙の味がした。
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さくらもち@実況者にハマり中(プロフ) - な〜ちゃんさん» ありがとうございます！愛してるゲームとは大分違う感じになりましたが…そう言っていただけて嬉しいです！ (2021年10月16日 15時) (
レス) id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
な〜ちゃん(プロフ) - とても面白かったです！我は、白尾さんの愛してるゲームする奴が好きですね！ (2021年10月16日 14時) (レス) @page34 id: 799da633ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2019年12月24日 14時
