堅気(zm×ut) お月見 zm side ページ26
大先生のことが大好きなのに、好きで好きでたまらないのに、考えれば考えるほど言葉が出てこなくて。
気づいたらまた他の人の話ばかりしてた。
違う。
本当は、僕の、僕自信の考えた言葉でもっと大先生と話したいのに。
ああ、なんで…。
なんとか僕から想いを伝える方法はないものかと試行錯誤したうえ、ネットで検索までして。
僕は一つの解決策を見つけた。
そこで見計らったかのように大先生からお月見の誘い。
舞台は整った。
「大先生。」
「ん？」
「…月が、綺麗ですね…。」
言った。
言って、もうた…。
多分、僕の顔は真っ赤なんやろうけど…。
「…ゾム。僕、今…死んでもええわ…。」
大先生の返答に驚愕した。
「だ、大先生！？死んだらあかんで！？」
僕がそう言うと大先生は一瞬キョトンとしたあと、吹き出して。
「あははっ、ゾム…。やっぱゾムやな、安心したわ。」
「へ…？」
「ロマンチックなこと言うから僕も返したんに…さてはゾム、返答の仕方は見てないやろ？」
確かに、僕が見たんは告白の仕方だけで、返答までは見てなかった。
「月が綺麗ですね、をアイラブユーって訳すんなら、死んでもええ、は私も同じ気持ちですって意味なんやで。」
「…ああ、そうなんや。…えっ、てことは大先生…。」
「解説したせいでロマンチックさは激減したな。…でも、僕もゾムと同じ気持ちやで。」
…やっぱり、回りくどいのは苦手やなぁ…。
「あ〜っ、もう…大先生大好き…可愛ええ…。」
脱力して大先生に抱きつく。
「こっちの方がゾムらしいわ。僕も大好きやで。」
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さくらもち@実況者にハマり中(プロフ) - な〜ちゃんさん» ありがとうございます！愛してるゲームとは大分違う感じになりましたが…そう言っていただけて嬉しいです！ (2021年10月16日 15時) (
レス) id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
な〜ちゃん(プロフ) - とても面白かったです！我は、白尾さんの愛してるゲームする奴が好きですね！ (2021年10月16日 14時) (レス) @page34 id: 799da633ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2019年12月24日 14時
