煽り組(pi×sha) ページ18
「ショッピ…俺はもうだめかもしれない…。」
「シャオさん、そんなこと言わないでください！」
「ショッピ…最後にお前に会えて、幸せ…だっ…。」
「シャオさん…？っ、シャオさん！！」
「…なぁ、その茶番いつまで続けるん？」
シャオロンが風邪を引いた。
そんなシャオロンの看病をショッピに任せていたわけだが、ご覧の有り様である。
「すいません、シャオさんのノリが良くてつい…。」
「シャオちゃんほんまに風邪引いとるんか…。」
事前に熱を計った際、37°あったわけで。
熱があるので風邪を引いてることは間違いない。
「大先生、疑うん？」
「茶番やってふざけてるからや…。ほら、お粥作ったから、はよ食べて薬のんで元気になれよ。」
鬱はそう言って、部屋を出ていった。
「…シャオさん、本当はだいぶしんどいですよね。」
「…ショッピ、気づいてたん？」
「伊達にシャオさんの恋人やってませんよ。…食べれますか？」
「ん、そこまでしんどくはない…。」
そう言って起き上がるも、視界がぼやけてスプーンすら上手く持てない。
「…かしてください。」
「あ…。」
ショッピがスプーンを持ち、お粥を掬って息を吹き掛けて冷ます。
「はい、シャオさん。あーん。」
「！？あの、ショッピ！？流石に自分でできるて！」
「スプーンも持てないくせに何言ってるんですか、ほら早く。」
「っ…お前…治ったら覚悟しとけよ…ぁーん…。」
「楽しみにしてますね。美味しいですか？」
「…まぁ、美味いは美味いで…。」
とはいえ、シャオロンはあーんなんてはじめての体験で、明らかに熱のせいではなく、体温が上がるのを感じていた。
「…じゃあ、薬も飲みましたし俺も自分の部屋に戻りますね。」
「えっ。」
「…え？」
「…一緒に寝てくれるんやないの…？」
さっきまでの小生意気なキャラはどこへやら。
ショッピも絶句している。
「そんなに驚く？恋人なんやからさ…甘えたってええやろ？」
「…わかりました。寂しがり屋な恋人のために、一緒に寝てあげます。」
「…上から目線なの腹立つわぁ…。お前、ほんと風邪治ったら覚悟しとけよ…！」
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さくらもち@実況者にハマり中(プロフ) - な〜ちゃんさん» ありがとうございます！愛してるゲームとは大分違う感じになりましたが…そう言っていただけて嬉しいです！ (2021年10月16日 15時) (
レス) id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
な〜ちゃん(プロフ) - とても面白かったです！我は、白尾さんの愛してるゲームする奴が好きですね！ (2021年10月16日 14時) (レス) @page34 id: 799da633ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2019年12月24日 14時
