(真面目な)sha×ut ページ16
「んっ…シャオちゃん、キス上手ない？」
「ん、そう？まあ、俺かて大先生程やなくても女の子と付き合うたことあるし。」
「…それもそやな。」
当然のこと。
ましてや、どう考えたってシャオロンより鬱の方が女性と付き合った回数は多いだろう。
それでも、鬱はなんだか心がモヤモヤするのだった。
「…？嫉妬、してる…？」
自分の出した結論にまさか、と首を降ってその思考を掻き消す。
「いや、嫉妬やろ。」
偶然、対話室に居たコネシマにさっきの話をしたらバッサリ否定された。
「いやいやいや！嫉妬って！そんな女々しいことせんわ。」
「は〜？嫉妬以外で説明がつかんやろ、その感情。」
「今回ばかりはコネシマさんに同意ですわ…。」
「ショッピ君まで…。」
鬱ははぁ、とため息をはき対話室から出ていく。
「大先生、何処行くん？」
「…シャオちゃんの部屋や。」
言葉通り、鬱はシャオロンの部屋へと向かう。
「シャオちゃん。」
「あれ、大先生。どしたん？」
「…あんな、僕…。僕、多分シャオちゃんの今までの彼女に嫉妬してるらしいねん。」
「…は？」
シャオロンの頭はクエスチョンマークでいっぱいになった。
嫉妬している、ならともかく…嫉妬しているらしい？
なんで曖昧やねん、とシャオロンは脳内でツッコむ。
「んで？どうしたいん？」
「…キス、してほしい。」
「…はぁ？…もう俺大先生がわからん…。」
「僕やってわからん！！わからん、けど…嫌やねん、今までの女と比べられるのは。」
珍しく弱気な表情の鬱に、シャオロンの心が少しだけ揺らぐ。
「…わかった。」
「へ？」
シャオロンは鬱の顔を持ち上げると、そのまま口を塞ぎ自らの舌を鬱の口内へと滑り込ませる。
「んぅ…！？」
突然のことで抵抗するのも一歩遅れる。
「んっ…ふ…しゃお、ちゃ…っ…！」
「…大先生、よぉ聞いとけ？過去がどうあれ、俺が今付き合うとんのは大先生や。嫉妬なんか忘れさせるほど愛してやるから…覚悟しとけよ。」
「シャオちゃんっ…！」
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さくらもち@実況者にハマり中(プロフ) - な〜ちゃんさん» ありがとうございます！愛してるゲームとは大分違う感じになりましたが…そう言っていただけて嬉しいです！ (2021年10月16日 15時) (
レス) id: e24fa9aac3 (このIDを非表示/違反報告)
な〜ちゃん(プロフ) - とても面白かったです！我は、白尾さんの愛してるゲームする奴が好きですね！ (2021年10月16日 14時) (レス) @page34 id: 799da633ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち
| 作成日時：2019年12月24日 14時
